石川佳純が全国を巡る卓球教室「47都道府県サンクスツアー」秋田で開催 JA全農2023年12月19日
JA全農は12月17日、全農所属で元卓球日本代表の石川佳純さんによる卓球教室「全農presents石川佳純47都道府県サンクスツアーin秋田」を秋田県由利本荘市の由利本荘市ぽぽろ健康運動公園総合体育館で開催した。
石川さんと秋田県の子どもたち
「石川佳純47都道府県サンクスツアー」(企画:IMG)は石川さんが全国各地の方々との交流を通じて、卓球の魅力やスポーツの楽しさを伝えることを目的として2022年4月に始まり、今回で14回目の開催。同イベントでは世界で活躍してきた石川さんが自身のプレーを披露するとともに、秋田県内の小学4年生から6年生までの56人を対象に直接指導した。イベント開始前には石川さんが監修した「石川佳純(かすみん)カレー」の試食会を実施。開催地・秋田県産米「あきたこまち」と一緒にカレーを提供した。
石川さんと参加者が試合形式のゲームにも挑戦
イベント開催に先立ち、全農 秋田県本部の小林和久本部長があいさつ。「スポーツをする上で食べることは大切。新鮮な農畜産物を食べて丈夫な体を作ってください」と子どもたちを激励した。
卓球指導では、石川さんが卓球台を1台1台まわり、ラケットや身体の使い方を丁寧にアドバイス。石川さんとの試合形式のゲームに挑戦した参加者は「石川さんの回転もサーブも凄かった。見ていてボールが取れると思わなかったけど、石川さんとラリーができてよかった」と充実した表情を見せた。
さらに、〇×クイズ大会も開かれ、石川さんも子どもたちと一緒にクイズに挑戦。栄養学にまつわる問題や、秋田県のお米『サキホコレ』など開催地・秋田県の農畜産物に関する問題が出題された。子どもたちはクイズ大会を通して、スポーツに密接に関わる「食」について楽しく学び、正解数の多かった子どもには、全農の商品ブランド「ニッポンエール」のグミをプレゼントした。
参加者とのゲーム終了後にナイスプレーを称えて握手
引退後も「バランスの良い食事を」
また、「スポーツと食」をテーマにしたトークショーも開催。今回、初めて秋田県を訪れたという石川さんは「日頃、家ではよく食べるきりたんぽ鍋を本場で食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。また、「試合で負けそうになった時のメンタルコントロール」について「まずは諦めないことが大切。次に、気にしないこと、自分で自分を励まして常に次のプレーを考えることが大切」とコメントし、子どもたちを激励した。普段から食事に気を遣っているという石川さんは、現役引退後の食に関する意識の変化について「引退後食生活が一時期乱れたときに体調を崩してしまった。バランスよくしっかり食べることが改めて大切だと感じています」と話すなど、食事の大切さを語った。
子どもたちからの質問コーナーでは、「強くなるためには毎日何をすればいいですか」という質問に、「良い練習、良い食事、良い睡眠、勉強も大事。24時間が強くなるためのチャンスがある時間。その意識を持つことが大事」と力強く回答。子どもたちは緊張しながらも石川さんとの交流を楽しんだ 。
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