「ゆめファーム全農こうち」がノウフクJAS認証を取得 JA全農2025年7月22日
JA全農は7月22日、施設園芸の実証農場である「ゆめファーム全農こうち」が農水省の「ノウフクJAS」認証を7月11日付で取得したと発表した。全農として初めての取得。
ノウフクJASは、農福連携の取り組みによって障害者が生産工程に携わった食品の農林規格で2019年に制定され、2024年の改正で観賞用の植物が新たに規格として追加された。
正式名称は「障害者が生産工程に携わった食品及び観賞用の植物の日本規格」。農産物の主要な生産工程に障害者が携わっていること、外部からの問い合わせに応じて障害者が携わった主要な生産工程を回答できるといった基準が設けられている。
「ゆめファーム全農こうち」ではナスの大規模多収型施設園芸に取り組み、周年出荷を行っている。ナスの出荷までには、収穫物の集荷、袋加工、出荷という業務があり、この業務を農業・福祉事業所である「一般社団法人こうち絆ファーム」と2021年から連携している。これによって障害者の年間を通じた働く場の提供と就業機会に拡大を図っている。
この取り組みでの品質や管理体制がノウフクJASの基準が満たしていることから認証取得となった。
同ファームは2017年に設置したナス農場としては国内最大規模の1haの施設。22年には農場全体をロックウール養液栽培の切り替えて高収量をめざしている。
全農は農福連携の取り組みをゆめファーム全農SAGAやゆめファーム全農とちぎにも広げるほか、来年度には竣工する新規就農希望者のトレーニングセンター(埼玉県)でも、農作業への障害者の参加を積極的に推進していくことにしている。
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