JA熊本市女性部が防災研修 あるものを生かす知恵を学ぶ2025年10月6日
JA熊本市女性部は9月18日、本店で幹部研修会を開き、22支部の女性部員やJA職員ら約100人が参加した。「非常時も食べて出して健康に」をテーマに、災害時の食と生活を支える実践型の防災術を学んだ。
研修を受ける女性部員
JA熊本市女性部は毎年、組織活動の活性化と女性部のアイデアを取り入れた取り組み強化を目的に幹部研修会を開催している。今年は、防災士として全国で講演活動を行う"歌う防災士しほママ"を講師に招き、「女性の底ヂカラ大作戦!~非常時も食べて出して健康に」と題した講演を実施した。
研修では、災害時にも活用できる「パッククッキング」を紹介。ビニール袋と湯せんのみで調理する方法で、「さつま芋ご飯」と蒸しパンを実際に作り、限られた物資で食を確保する術を体験した。また、新聞紙を使った即席皿づくりにも挑戦し、避難生活を想定した応用力を身につけた。
牛嶋和代部長は「一度経験しておくことで、いざという時に必ず役に立つ。今日学んだ内容は支部に持ち帰り、他の女性部員にも伝えてほしい」と呼びかけた。
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