東北地方に年間9000万kwh電力を供給 日本生協連の新電力会社2016年3月30日
日本生協連の新電力会社「(株)地球クラブ」は、4月1日から東北地方の生協関連事業所92カ所に、契約電力20メガワット規模の電力供給を開始する。
「地球クラブ」が4月1日から電力供給するのは、コープあおもり、いわて生協、みやぎ生協、コープふくしまの事業所92カ所。契約電力計20メガワット規模で、これは一般家庭1万9000世帯分の年間使用電力量に相当する9000万kwh/年の供給にあたる。
日本生協連は、原発に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会を目指す立場から、再生可能エネルギー普及の一貫として、2012年度から全国7カ所の物流施設に太陽光発電設備を設置。また14年6月に再生可能エネルギー発電と利用を一体的にするため「地球クラブ」を設立している。
15年からは、首都圏の生協関連事業所170カ所へ年間1億4000万kwhを供給しており、今回の東北地方への供給と合わせて、一般家庭約5万世帯分の年間使用量に相当する2億3000万kwh/年の供給量となる。
(関連記事)
・日本生協連の新電力会社電力供給開始 (2015.03.27)
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