JAの直売所 販売総額3266億円-農水省統計2016年7月5日
農林水産省のまとめた農協の農産物直売所2000あまりの調査結果によると年間販売総額は3266億円となっている。
調査結果は26年度。農協が運営する農産物直売所のうち2060直売所を集計した。
年間販売金額の総額は3266億円だった。年間販売金額別にみると、「1000~5000万円」が28.9%ともっとも多く、ついで「1~3億円」28.4%、「3億円以上」14.7%、「5000万円~1億円」11.7%となっている。
品目別の販売金額の上位は(1)野菜類1207億円、(2)果実類462億円、(3)農産加工品372億円、(4)その他336億円、(5)花き・花木320億円などとなっている。米は219億円だった。
1直売所(事業体)あたりの出荷者数は242戸。「100~299戸」がもっとも多く33.8%となっている。ついで「30~99戸」が23.3%、「300~499戸」が15.9%だった。出荷者数が1000戸以上の直売所は2.5%だった。
出荷者から手数料を徴収している農協の直売所は97.6%で、95.7%が販売金額に対する手数料を設定している。
平均手数料は生鮮品の場合、会員14.6%、会員以外は16.3%となった。加工品では会員15.7%、会員以外18.0%となった。
農協の直売所の従事者数は2万6000人。このうち雇用者は1万7100人で常雇いが1万4400人、臨時雇いが2700人となっている。
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