鳥取地震で農作物被害額4000万円 農水省2016年10月25日
鳥取県中部を震源に10月21日に発生した地震の被害状況を農水省が10月24日正午にまとめた。鳥取県のみ被害の報告があがっている。
地震発生後、農林水産省は農業用ダム、ため池の点検、JAなどへの被害聞き取り、ヘリコプターによる森林の被害調査を行ってきた。
被害は湯梨浜町、倉吉市、琴浦町を中心に梨の落下、選果施設の破損、琴浦町では水産卸売市場の壁面損傷などが確認された。また、農業用ダム、ため池の6か所の一部でのり面の崩壊と微細な亀裂が見つかったほか、林地、林道での被害などが確認された。
農作物などの被害数は調査中で被害額は4000万円。選果場など共同利用施設は2件に被害があったが、被害額は調査中。
なお、農地・農業用施設関係の被害数・被害額はともに調査中となっている。
林野関係、水産関係を合わせて現時点で被害額は1億4000万円となっている。農水省は引き続き調査している。
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