TPP11、RCEP交渉を考える集会開催-全国共同行動2017年9月8日
「全国共同行動」はTPP(環太平洋経済連携協定)の批准・発効に反対してきた170余の幅広い団体が参加するネットワークで7月、8月にTPP11や日欧EPAの動向についての学習会を開いてきた。
TPPは米国が離脱表明した後も11か国による発効をめざしてTPP11や、日欧EPAも発効に向けた政府の交渉が続いている。これらの協定は国民生活に重大な影響を及ぼす可能性がある。このため同団体はこれまでの学習会で各省庁の担当者から説明を受けた。しかし、日本の農業や食の安全、地域主権などに重大な打撃を与える交渉が国民の知らない間に進められている懸念があるとして、さらなる情報開示と国民の声を反映した交渉を行うことを求めて引き続き行動していくとしている。
今回の学習会は8月末に豪州で交渉が行われた「TPP11」と7月にインドで交渉が行われた「RCEP(東アジア地域包括的経済連携)」をテーマに開く。
○日時:平成29年9月13日(水)14:00~17:00
○場所:参議院議員会館B-106会議室
○参加申込み・問い合わせ先:03-5289-8222(平和フォーラム・市村)、03-5966-2224(農民連・町田)
(関連記事)
・ 日欧EPAはTPPよりマシだろか??(17.08.31)
・ ルール分野の日欧EPAとTPPとの比較事例(17.08.03)
・【TPP】日欧EPAふまえ関連政策改訂へ 政府(17.07.14)
・日欧FTAを「TPPプラス」にした愚行 東京大学・鈴木宣弘教授(17.07.11)
・TPP11 7月11日から首席交渉官会合(17.06.16)
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】本質的議論を急がないと国民の農と食が守れない ~農や地域の「集約化」は将来推計の前提を履き違えた暴論 ~生産者と消費者の歩み寄りでは解決しないギャップを埋めるのこそが政策2025年10月16日
-
死亡野鳥の陰性を確認 高病原性鳥インフル2025年10月16日
-
戦前戦後の髪型の変化と床屋、パーマ屋さん【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第360回2025年10月16日
-
静岡のメロンや三ヶ日みかんなど約170点以上が「お客様送料負担なし」JAタウン2025年10月16日
-
高齢者の安全運転診断車「きずな号」を改訂 最新シミュレーター搭載、コースも充実 JA共済連2025年10月16日
-
安心を形にした体験設計が評価 「JA共済アプリ」が「グッドデザイン賞」受賞 JA共済連2025年10月16日
-
東京都産一級農畜産物の品評会「第54回東京都農業祭」開催 JA全中2025年10月16日
-
JA協同サービスと地域の脱炭素に向けた業務提携契約を締結 三ッ輪ホールディングス2025年10月16日
-
稲わらを石灰処理後に高密度化 CaPPAプロセスを開発 農研機構2025年10月16日
-
「NIPPON FOOD SHIFT FES.」に出展へ 井関農機2025年10月16日
-
マルトモが愛媛大学との共同研究結果を学会発表 鰹節がラット脳のSIRT1遺伝子を増加2025年10月16日
-
マックスの誘引結束機「テープナー」用『生分解テープ』がグッドデザイン賞を受賞2025年10月16日
-
北海道芽室町・尾藤農産の雪室熟成じゃがいも「冬熟」グッドデザイン賞受賞2025年10月16日
-
夏イチゴ・花のポット栽培に新たな選択肢「ココカラ」Yタイプ2種を新発売2025年10月16日
-
パルシステムの奨学金制度「2025年度グッドデザイン賞」を受賞2025年10月16日
-
鳥インフル 英国からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
鳥インフル デンマークからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月16日
-
宅配商品の試食販売・交流「商品展示会」26日に開催 パルシステム千葉2025年10月16日
-
世界規模のフード・アグリカンファレンス「WAFI 2025」で最高賞 AGRIST2025年10月16日
-
国・世界と現場の実践が交わる、日本農業のこれから「GAP JAPAN 2025」開催 日本GAP協会2025年10月16日