個別農業経営の所得増加へ2017年12月25日
・農水省28年農業経営統計調査(個別経営)
農林水産省が12月21日に公表した28年の全農業経営体(個別経営)の1経営体当たりの農業所得は21.0%上昇した。
この調査結果によると、農業生産物の販売を目的とする個別農業経営体の全国の1経営体当たりの農業粗収益は593万円で、前年に比べ9.1%上昇した。これは畜産、野菜、稲作収入等が増加したことによるもの。
一方、農業経営費は408万円で、前年に比べ4.3%増加した。これは飼料費、光熱動力費は減少したものの、動物費、農機具費等が増加したことによる。
この結果、農業粗収益から農業経営費を差し引いた農業所得は185万円となり、前年に比べ21.2%増加した。また、農外所得は140万円で前年に比べ4.7%減少、年金等の収入は195万円で、同0.3%増加した。
農業所得に農業生産関連事業所得、農外所得及び年金等の収入を加えた総所得は521万円で、前年に比べ5.1%増加した。
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