PAWEESとINWEPFが奈良で国際会議 農水省2018年11月12日
PAWEES(国際水田・水環境工学会)とINWEPF(国際水田・水環境ネットワーク)が11月20日から22日に、奈良県で「PAWEESーINWEPF国際会議奈良2018」を開催する。
またこの会議で、ICID(国際かんがい排水委員会)日本国内委員会が、平成30年度世界かんがい施設遺産に登録された日本の4施設に登録証の伝達を行う。
◆奈良国際会議
日時:11月20日(火)~22日(木)
場所:奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~(奈良県奈良市)
参加者:約540名(海外:約210名(21カ国)、国内:約330名)
水田農業の発展に取り組んでいるアジア・モンスーン地域の政策立案者や研究者、技術者などが2030年までのSDGsの達成に向け、持続的な水田農業の促進を図るため、取り組むべき施策や研究などについて情報交換・議論を行う。
○テーマ
PAWEESーINWEPF:SDGsに向けた持続的な水田農業
PAWEES:土地・水・環境のスマートマネジメント
INWEPF:より強靭で生産的な水田農業
○プログラム
・基調講演、PAWEES授賞式、世界かんがい施設遺産登録証伝達式
・PAWEESーINWEPF合同シンポジウム
・PAWEES、INWEPF個別セッション
・ICID-PAWEESーINWEPF連携ワークショップ
・現地視察(下渕頭首工、白川ため池など)
◆平成30年度世界かんがい施設遺産登録証伝達式
日時:11月20日(火)10:00~12:00
場所:奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~能楽ホール
世界かんがい遺産とは、平成26年に創設されたかんがいの歴史・発展を明らかにし、理解醸成を図るとともに、施設の適切な保全のために歴史的なかんがいを施設をICIDが認定・登録する制度のこと。
平成30年8月13日(月)にカナダ・サスカトゥーンで開催された第69回ICID国際執行理事会で日本国内で世界かんがい施設遺産に登録されたのは以下の4施設。また、今回の登録でわが国の世界かんがい施設遺産は計35施設となった。
・北楯大堰(山形県庄内町)
・五郎兵衛用水(長野県佐久市)
・大和川分水築留掛かり(大阪府柏原市、八尾市、東大阪市)
・白川流域かんがい用水群(熊本県熊本市、菊陽市、大津町)
(関連記事)
・【インタビュー・水田農業対策】金井健・JA全中常務理事(1)(18.11.09)
・低価格銘柄 60kg1200円上昇-30年産米相対価格(18.11.09)
・【対談】自給率向上の具体策を 農業あっての地域・国家(2)【山田俊男参議院議員・菅野孝志JAふくしま未来代表理事組合長】(18.10.19)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(148)-改正食料・農業・農村基本法(34)-2025年6月28日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(65)【防除学習帖】第304回2025年6月28日
-
農薬の正しい使い方(38)【今さら聞けない営農情報】第304回2025年6月28日
-
【特殊報】ウメにクビアカツヤカミキリによる被害 県内で初めて確認 三重県2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(1)2025年6月27日
-
【サステナ防除のすすめ2025】連作障害"待った" 野菜の土壌消毒編(2)2025年6月27日
-
大人の食育を推進 官民連携食育プラットフォームが設立総会 農水省2025年6月27日
-
全農 備蓄米 出荷済み20万t超える 進度率7割2025年6月27日
-
食品ロス 国民1人当たり37kg 3万1800円損失 2023年度2025年6月27日
-
5月の米の家庭内消費、前年同月比で減少幅拡大 米価高騰が消費冷ます 米穀機構2025年6月27日
-
(441)「とんかつ」はなぜ各国で愛されているのか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月27日
-
【JA人事】JA松山市(愛媛県)阿部和孝組合長を再任(6月20日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAめぐみの(岐阜県) 新組合長に渡邉健彦氏2025年6月27日
-
【JA人事】JA木曽(長野県)新組合長に亀子宗樹氏(5月29日)2025年6月27日
-
【JA人事】JAおちいまばり(愛媛県)渡部浩忠理事長を再任(6月25日)2025年6月27日
-
【JA人事】JA仙台(宮城県)藤澤和明組合長を再任2025年6月27日
-
果樹王国和歌山から旬を届ける「みのりみのるマルシェ」東京・大阪で開催 JA全農2025年6月27日
-
伊藤園と共同開発「ニッポンエール 栃木県産にっこり梨SODA」新発売 JA全農2025年6月27日
-
【役員人事】農協観光(7月1日付)2025年6月27日
-
【生乳需給で中酪要請】酪農9700戸割れ 家族経営支援に重点、離農高止まりに危機感2025年6月27日