低価格銘柄 60kg1200円上昇-30年産米相対価格2018年11月9日
農林水産省の「米に関するマンスリーレポート」11月号では29年産米と30年産米の相対取引価格を価格帯別に分析した結果を掲載している。
29年産価格が60kgあたり1万6000円以上銘柄の平均価格(出回り~30年8月)は1万7282円だった。これに対して30年産米の9月相対取引価格平均は1万7487円で+205円となった。
1万6000円~1万5000円銘柄の29年産平均価格は1万5517円。30年産9月相対取引価格平均は1万5629円で+112円となった。同じく1万5000円~1万4000円銘柄の29年産平均価格は1万4722円。30年産は1万4930円で+208円だった。
値ごろ感のある1万4000円未満銘柄の29年産平均価格は1万3816円。これに対し30年産は1万5068円に上昇した。昨年と銘柄の居所に変化が起きている。この価格帯の上昇幅は1252円となった。
産地銘柄ごとにみると「愛媛県産コシヒカリ」が1406円ともっとも上昇し9月相対取引価格は1万5711円となっている。次いで「愛媛県産あきたこまち」、「徳島県産キヌヒカリ」が上昇幅が大きい。
(関連記事)
・【インタビュー・水田農業対策】金井健・JA全中常務理事(1)(18.11.09)
・【JAcom緊急調査】30年産米全国JA調査 まとめ(18.11.05)
・全国作況99に下方修正 30年産水稲10月15日現在(18.10.31)
・30年産米 1万5763円-9月相対価格(18.10.15)
・商社や大手卸業者 コメの事前契約で囲い込み(18.03.09)
・【米生産・流通最前線2016】28年産米需給引き締まり「深掘り」で主食用不足(上)(16.09.05)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日