EUに乳及び乳製品輸出が可能に 農水省2019年3月12日
日本産乳及び乳製品の輸出解禁のために、EU当局と協議を進めた結果、EU向けに当該製品を輸出可能な国として、3月6日(水曜日)に日本がEUの第三国リストに掲載された。
農水省は、厚労省と連携し、EU当局との間で、乳及び乳製品の輸出解禁のための協議を進めた結果、3月6日(水)に乳及び乳製品に関してEU加盟国向けに輸出可能な国として日本が第三国リスト(※)に掲載され、20日後に有効となる旨公表された。
これにより、日本産乳及び卵の使用割合が50%未満である等の条件を満たす菓子等の加工食品は、3月26日よりEU加盟国に輸出可能となる。
詳細な条件は、日本からEUへ輸出する乳や卵を含む加工食品についてをご覧ください。
EU加盟国に乳及び乳製品を輸出するためには、今後、厚生労働省が対EU輸出施設の認定を行い、その認定された施設をEU当局に通知する必要がある。また、原料乳を生産している農場の農林水産省への登録も必要となる。
今後、EU当局と主に施設の認定要件等の食品衛生に関する条件をさらに協議し、その結果を踏まえて、対EU輸出施設の認定等に必要な「対EU日本産畜産物輸出取扱要綱(仮称)」を作成する予定だ。
日本を乳及び乳製品に関して第三国リストに含める旨公表した資料
○問い合せ先:消費・安全局動物衛生課国際衛生対策室
○担当者:沖田、松尾
○TEL(代表):03-3502-8111(内線4584)
○ダイヤルイン:03-3502-8295
○FAX:03-3502-3385
(関連記事)
・新宿に牛? 東京の畜産物と搾乳体験を楽しもう!! JA東京中央会(19.03.04)
・牛乳・乳製品の専門カフェ、3月6日オープン ホクレン(19.02.26)
・チーズの生産向上めざす 中央酪農会議が研究会実施(19.02.18)
重要な記事
最新の記事
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日
-
地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
-
大分ハウスみかんの出荷が始まる 大分県柑橘販売強化対策協議会2025年5月1日
-
Webマガジン『街角のクリエイティブ』で尾道特集 尾道と、おのみち鮮魚店「尾道産 天然真鯛の炊き込みご飯」の魅力を発信 街クリ2025年5月1日
-
5月1日「新茶の日」に狭山茶の新芽を食べる「新茶ミルクカルボナーラ」 温泉道場2025年5月1日
-
「越後姫」食育出前授業を開催 JA全農にいがた2025年5月1日
-
日本の米育ち 平田牧場 三元豚の「まんまるポークナゲット」新登場 生活クラブ2025年5月1日
-
千葉県袖ケ浦市 令和7年度「田んぼの学校」と「農作業体験」実施2025年5月1日
-
次世代アグリ・フードテックを牽引 岩手・一関高専から初代「スーパーアグリクリエーター」誕生2025年5月1日
-
プロ農家が教える3日間 田植え体験希望者を募集福井県福井市2025年5月1日
-
フィリップ モリス ジャパンとRCF「あおもり三八農業未来プロジェクト」発足 農業振興を支援2025年5月1日
-
ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
-
北限の茶処・新潟県村上市「新茶のお茶摘み体験」参加者募集2025年5月1日
-
「健康経営優良法人2025」初認定 全農ビジネスサポート2025年5月1日
-
「スポットワーク」活用 農業の担い手確保事業を開始 富山県2025年5月1日