きゅうり、なす、ピーマンなど8月前半は高値推移 野菜の生育状況及び価格見通し 農水省2020年8月5日
農林水産省は8月4日、東京都中央卸売市場に出荷される野菜の生育状況及び価格見通し(令和2年8月)について、主産地等からの聞き取りを行い、結果を公表した。

各品目の現在の生育状況は次の通り。
◎根菜類(だいこん及びにんじん)
・ だいこんは、概ね平年並み。一部の産地では、低温の影響で、生育がやや遅延している。
・ にんじんは、干ばつが解消し、概ね平年並み。一部の産地では、曇雨天による日照不足の影響で、生育がやや遅延している。
◎葉茎菜類(はくさい、キャベツ等)
・ はくさいは、曇雨天による日照不足の影響で、小玉傾向。
・ キャベツ及びねぎは、平年並み。
・ほうれんそうは、曇雨天による日照不足の影響で、茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態が見られる産地が多い。
・ レタスは、長雨や曇雨天による日照不足の影響で、生育が停滞し、小玉傾向。
◎果菜類(きゅうり、なす等)
・ きゅうりは、曇雨天による日照不足や低温の影響で、肥大が緩慢。
・なすは、曇雨天による日照不足の影響で、生育が遅延している。
・トマトは、概ね平年並み。一部の産地では、曇雨天による日照不足や低温の影響で、着色遅延。
・ ピーマンは、曇雨天による日照不足や低温の影響で、生育が遅延している。
◎土物類(ばれいしょ、さといも及びたまねぎ)
・ ばれいしょは、概ね平年並み。一部の産地では、生育時の干ばつ等の影響で、やや小玉傾向。
・ さといもは、平年並み。
・ たまねぎは、北海道において、肥大が良好で、平年並み。兵庫県及び佐賀県は、収穫終了。
<今後の生育、出荷及び価格見通し>
8月前半の価格の見通しは、にんじん、はくさい、レタス、きゅうり、なす、ピーマン、ばれいしょが高値水準で推移し、8月後半になると平年並みに戻る。詳細は次の通り。
だいこん:主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
にんじん: 主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量は平年並みで推移する見込みだが、前の産地における干ばつの影響で、7月に生じた大幅な品不足が、直ちに解消されないため、8月前半の価格は平年をやや上回って推移し、8月後半は価格が平年並みに戻る見込み。
はくさい:主産地において、日照不足の影響で、小玉傾向であるため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
キャベツ:主産地において、生育が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
ほうれんそう:主産地において、日照不足の影響で、軟弱に生育しているが、今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
ねぎ:主産地において、生育が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
なお、7月中下旬は、大雨や長雨の影響で、収穫作業に遅れが生じたため、出荷数量が減少し、価格が平年を上回って推移したが、8月に入り、天候が良好に推移すれば、収穫作業の遅れは解消する見込み。
レタス:主産地において、長雨や日照不足の影響で、生育が停滞し、小玉傾向であるため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
きゅうり:主産地において、日照不足や低温の影響で、肥大が緩慢であるため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
なす:主産地において、日照不足の影響で、生育が遅延しているため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
トマト:主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
ピーマン:主産地において、日照不足や低温の影響で、生育が遅延しているため、8月前半の出荷数量は平年をやや下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移すれば、生育の回復が見込まれるため、8月後半の出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。
ばれいしょ:主産地において、生育が概ね平年並みであるため、8月の出荷数量は平年並みで推移する見込みだが、前の産地における干ばつの影響で、7月に生じた大幅な品不足が、直ちに解消されないため、8月前半の価格は平年をやや上回って推移し、8月後半は価格が平年並みに戻る見込み。
さといも:主産地において、生育が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
たまねぎ:北海道において、生育が平年並みであり、収穫が終了した兵庫県及び佐賀県において、収穫量が平年並みであるため、8月の出荷数量、価格ともに平年並みで推移する見込み。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】ウメ、モモなどに果樹カメムシ類県内全域で多発のおそれ 佐賀県2026年3月26日 -
【サステナ防除のすすめ】IPM防除の実践(雑草編)基本は"根こそぎ"(1)特殊報は要警戒2026年3月26日 -
【サステナ防除のすすめ】IPM防除の実践(雑草編)基本は"根こそぎ"(2)雑草の耕種的防除2026年3月26日 -
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】農家のコスト割れ補填をせず、フードテックを推進する「整合性」2026年3月26日 -
JA超えた産地づくりも 共同利用施設の再編集約・合理化シンポジウム2026年3月26日 -
長引く米の「買い控え」 1人当たり米消費の前年割れ12ヵ月に 米穀機構2月調査2026年3月26日 -
宮城県で鳥インフルエンザ 国内23例目2026年3月26日 -
苦くて甘かったアケビの若葉・新芽【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第382回2026年3月26日 -
エシカルラム酒「てんさいラム」限定300本 25日発売 JAグループ北海道2026年3月26日 -
R&I格付で「A+」更新 JA愛知信連2026年3月26日 -
【牛乳スマイルPJ】消費拡大「ヨコ展開」 Jミルクが7優良事例表彰2026年3月26日 -
よこはま動物園ズーラシアに「GREEN×EXPO 2027」公式ストア 4月2日にオープン2026年3月26日 -
熊本県阿蘇郡における蓄電所事業へ参画 JA三井リース2026年3月26日 -
しゃりしゃりジューシー「ホームランバー いちご&メロン」新発売 協同乳業2026年3月26日 -
地域インフラ・地域経済活性化促進へ 静岡県磐田市と事業連携協定を締結 タイミー2026年3月26日 -
生鮮野菜の機能性表示食品「スルフォラファンブロッコリー」新発売 カゴメ2026年3月26日 -
かつおと昆布の旨み「タネビッツ 関西だし」新発売 亀田製菓2026年3月26日 -
捕食性原生生物が土壌微生物群集を制御 普遍的な仕組みを初めて実証 国際農研2026年3月26日 -
鳥インフル 米国からの生きた家きん、家きん肉等輸入を一時停止 農水省2026年3月26日 -
大潟村産「金芽米」軸に資源循環モデル確立へ 三者協定締結 東洋ライス2026年3月26日


































