「山形ラ・フランス」がGIに登録 山形県2020年10月28日
山形県は、山形県産「ラ・フランス」が、農林水産省に地理的表示(GI)保護制度で「山形ラ・フランス」としての登録を8月19日付で認められたと発表。これを記念して東京・銀座のアンテナショップで10月29日から限定で「山形ラ・フランス」を販売する。
山形ラ・フランス
西洋なし品種のラ・フランスは、ち密な果肉、果汁の多さ、特有の芳香、そしてそのおいしさから"くだものの女王"と称される。山形県「ラ・フランス」振興協議会は、その特長を充分に発揮するため、他のラ・フランス産地では行われていないしっかりした栽培管理、適期収穫・産地追熟、販売開始基準日の設定などを行っており、その取り組みが評価された。
「山形ラ・フランス」のGI登録を記念して、首都圏では東京・銀座1丁目にあるアンテナショップ「おいしい山形プラザ」で、10月29日から限定的に販売。また、同アンテナショップでは、11月15日まで「ラ・フランス」をはじめ、ほっくりねっとりした食感の「里芋」など、山形の食材が並び、1500円以上の購入で毎日先着50人に「ラ・フランスゼリー1個」や「県産ラ・フランス1個」などをプレゼントする企画も開催している。
また、2階のイタリアレストラン「YAMAGATA San-Dan-Delo」では、山形の秋の味覚をふんだんに使ったおすすめのコースも用意。同店は、2018年に農林水産第1回料理マスターズを受賞し、山形産のこだわり野菜をふんだんに使った料理で人気の庄内のイタリアンレストラン「アル・ケッチァーノ」の料理長、奥田政行シェフが監修している。
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