愛知県に要望書提出 豊橋市認定農業者連絡会2024年8月1日
豊橋市認定農業者連絡会の富永光昭会長らは、愛知県(愛知県東三河農林水産事務所長)に令和6年度農業施策に関する要望書を提出。農業が盛んな豊橋地域で持続可能な農業を目指すため農業者の前向きな取り組みへ支援を要望した。
愛知県へ要望書を提出
認定農業者連絡会は、平成15年2月に認定農業者の相互交流等を目的に設立した認定農業者有志の会。露地野菜、施設野菜・果樹・畜産など様々な営農類型の農家によって構成され、研修会や視察、交流会などを通じて認定農業者同士が切磋琢磨しながら経営改善に取り組んでいる。
農業者の高齢化に伴い、担い手不足が深刻化すると、労働力としての弱体化だけでなく、職業として農業を行うプロの農家の減少につながる。また、遊休農地の増大や食料自給率の低下など様々な問題を引き起こす要因ともなり、日本の農業全体が崩壊しかねない状態に陥る。こうした状態から国は、『農業を職業と選択しうる魅力とやりがいのあるものとする。』『意欲と能力のあるプロの農業経営者を確保・育成する。』の二つを課題とし、解決策として認定農業者制度を作り、支援措置を重点的に講じている。
豊橋市認定農業者連絡会は今年度の取組として、6月7日に市長への要望書提出。また、6月21日にJA豊橋の代表理事組合長へ提出した要望書では、再生産可能な価格の実現や農業労働力の確保や地産地消の推進の支援等を行うことを要望した。
また、総会においては新たな取り組みとして、研修会を実施。日本政策金融公庫 名古屋支店 農林水産事業 融資第一課 伊藤美朋課長が、「金融機関による経営評価のポイント~担当者の本音を知って農業経営に活かす~」をテーマに融資審査における経営評価で重視されることなどを講義した。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲の斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 山口県2025年7月8日
-
なぜ米がないのか? なぜ誰も怒らないのか? 令和の米騒動を考える2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【立憲民主党】「食農支払」で農地と農業者を守る 野田佳彦代表2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【自由民主党】別枠予算で農業を成長産業に 宮下一郎総合農林政策調査会長2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【日本共産党】価格保障・所得補償で家族農業守る 田村貴昭衆議院議員2025年7月8日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」 【れいわ新選組】農業予算倍増で所得補償・備蓄増を やはた愛議員2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】集落と農地 地域の要 営農事業部門・広島市農協組合長、広島県農協中央会会長 吉川清二氏2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】若者を育てる農協に 営農事業部門・北海道農協中央会前会長、常呂町農協前会長 小野寺俊幸氏2025年7月8日
-
トランプ政権の移民摘発 収穫できず腐る野菜「農家に大きな打撃」2025年7月8日
-
【第46回農協人文化賞】常に農協、農家のため 営農事業部門・全農鳥取県本部上席主管 尾崎博章氏2025年7月8日
-
150年間受渡し不履行がなかった堂島米市場【熊野孝文・米マーケット情報】2025年7月8日
-
2025参院選・各党の農政公約まとめ2025年7月8日
-
米価 6週連続低下 3600円台に2025年7月8日
-
【JA人事】JA秋田しんせい(秋田県)佐藤茂良組合長を再任(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JA北九(福岡県) 新組合長に織田孝文氏(6月27日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAかながわ西湘(神奈川県)天野信一組合長を再任(6月26日)2025年7月8日
-
【JA人事】JAえひめ中央(愛媛県)新理事長に武市佳久氏(6月24日)2025年7月8日
-
宇都宮市に刈払機を寄贈 みずほの自然の森公園へ感謝と地域貢献の一環 JA全農とちぎ2025年7月8日
-
岡山の農業を楽しく学ぶ 夏休み特別企画「食の学校2025」 JA全農おかやま2025年7月8日
-
農業高校生研修を開催 秋田北鷹高等学校、増田高等学校の生徒が参加 JA全農あきた2025年7月8日