飼料用米多収日本一 山口県のあぐりてらす阿知須 10a当たり863kg2025年3月3日
農水省と(一社)日本飼料用米振興協会は2月28日、2024年度の「飼料用米多収日本一」の各賞受賞者を発表した。
単位収量の部で農林水産大臣賞を受賞したのは山口県山口市の(株)あぐりてらす阿知須(長尾誠大代表取締役)。
水稲作付面積が73haと大規模経営のなかで、品種を組み合わせて作期分散を図りつつ、飼料用米は取り組み1年目で10a863kgを実現した。品種は「北陸193号」、「オオナリ」、「みなちから」。
実需者や地域の関係者と連携したほ場視察会などの取り組みのほか、営農支援システム、栽培管理システムを活用した省力化など、生産・経営両面で模範となり得る取り組みが行われている。
農産局長賞は愛媛県西予市の福井慎也氏、福井順一氏(10a792kg 北陸193号)。
全中会長賞は長野県佐久市の佐久平インターナショナルファーム(池田亮代表)(同742kg、ふくおこし)。
全農会長賞は福島県会津美里町の猪俣一徳氏(同800kg、ふくひびき)。
協同組合日本飼料工業会会長賞は北海道秩父別市の(株)ZEST(髙橋裕治代表取締役(776kg、そらゆたか)。
日本農業新聞会長賞は山口県山口市の三輪農園(株)(三輪敏之代表取締役)(769kg、北陸193号、みなちから)
地域の平均反収から増収の部で農林水産大臣賞を受賞したのは富山県朝日町の農事組合法人ふながわ(由井久也代表理事)で増収量は279kgだった。
農産局長賞は山口県山口市の池田侯男氏(同254kg)。
全中会長賞は宮崎県日向市の矢野睦男氏(同202kg)。
全農会長賞は愛媛県大洲市の二宮謙一氏(同229kg)。
協同組合日本飼料工業会会長賞は山口県山口市の原田ファーム(原田武徳代表)(同189kg)。
日本農業新聞会長賞は愛媛県内子町の久保徳太郎氏(同281kg)。
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