農産物直売所 販売額1兆1264億円 前年比3.5%増 農水省調査2025年4月7日
農林水産省が3月31日に公表した2023年度6次産業化総合調査結果によると農業生産関連事業の年間総販売額は2兆2083億円で前年度に比べて1.5%増加した。
農業生産関連事業はコロナ禍で2020年に前年比約2%減の2兆329億円となったが、その後は回復し23年度は初めて2兆2000億円台となった。
業態別にみると、農産物直売所は1兆1264億円で前年度に比べ3.5%増加した。年間総販売額に占める業態別割合では農産物直売所が51%を占める。
農産加工は9998億円で前年度に比べ1.3%減少した。そのほか観光農園は373億円で前年度比3.6%増、農家民宿は54億円で同17.2%増、農家レストランは394億円で同11.9%増となった。
農家民宿の外国人宿泊者数は2万9000人で昨年の1万9400人と比べて約1万人増加した。農家民宿の売上げが伸びたのはインバウンド需要も影響している。
全国の漁業生産関連事業による年間総販売額は2328億円で同1.7%減少した。業態別にみると漁家レストランは132億円で前年度に比べて14.2%増加したが、水産加工は1792億円で同1.5%減、水産物直売所は350億円で同6.5%減少した。
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