群馬県みなかみ町「オーガニックビレッジ」を宣言 有機農業拡大へ2025年4月15日
群馬県みなかみ町は3月18日、国の「みどりの食料システム戦略」に基づき、生産から消費まで一貫して地域ぐるみで有機農業の推進に取り組むモデル地区として「オーガニックビレッジ」を宣言。「みなかみ町有機農業実施計画」を策定し、生産関連、加工・流通関連、消費関連の取組を通して、有機農業の拡大を目指す。
みなかみ町は「オーガニックビレッジ宣言」により、環境への負荷を減らした循環型の農業をめざす。食品の残りカスや牛フンから堆肥を作り、その肥料を使って育てた農産物を町の直売所で販売し、学校給食や地域の宿泊施設などで使う環境負荷低減・資源循環の取組を「みなかみスタイル」と位置づけ、地域循環システムの確立に取り組んでいく。
目指す目標値としては、有機農業者数を現状値を令和6年の3人から目標値として令和11年までに7人へ。有機農業の耕地面積は同2.2ヘクタールから同3.6ヘクタールへ。また、令和6年時点で0人の「みなかみスタイル」による生産者数を15人に増やす。さらに、みなかみスタイルで生産された農産物の学校給食への供給量について、令和6年時点の0kgから令和11年までに1500kgをめざす。
みなかみ町オーガニックビレッジ宣言書
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日