農政:今こそ 食料自給「国消 国産」 いかそう 人と大地
【食と農への思い 校長先生100人に聞きました】三重県 市立小学校2022年10月25日
【食と農への思いと農業者へのメッセージ】
三重県の市立小学校(匿名希望)
<Q>学校では農業と地域の農産物の大切さをどう教えていますか? その特徴や狙いなどもお願いします。
給食時に学校給食のメニューを放送で紹介しています。給食では月に1回は「みえ地物一番給食の日」とし、地元の特産物を使ったメニューを取り入れています。それ以外にもできる限り、市内産、それが無理な場合は県内産、次に国産というふうに地場産を意識して原料を仕入れるよう心掛けているとのことです。地場産物がメニューに使われるときには、そのことも放送で知らせています。本校の4年生は、社会見学で四日市市のお茶の生産農家を訪れ、農業について学習します。稲つくりなどの体験は今のところ実施していません。
<Q>これからの日本の農業についてご意見があればお聞かせください。
食料自給率を上げていくことはとても大切だと考えています。しかし、農業に新規参入することはかなりハードルの高いことであり、それに関して土地の提供や機材の提供など農協の果たすべき役割(していただいているとは思うが、だれでも参入できるところまでは至っていないと捉えている)は大きいと考えます。是非、農業の門戸を開くための取り組みをより一層お願いします。
<Q>現場の農業者へのメッセージをお願いします。
天候や病害虫と闘いながら、安全安心な作物を届けていただきありがとうございます。まだまだ日本の消費者は作物の形や虫食い等にこだわりがあります。形は味に関係ないことや、虫が食っている作物は安全であるというような意識が広まり、真に環境や身体に良い物を安心して作っていただけるようになることを願っています。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日