麦の赤かび病に注意 病害虫発生予報2013年5月20日
農水省は5月16日、平成25年度病害虫発生予報第2号を発表した。麦の赤かび病、施設栽培のアザミウマ類、コナジラミ類の発生が多くなると予想している。
【水稲】
イネミズゾウムシの発生は平年並み。ヒメトビウンカは南関東、中国の一部で多い、近畿の一部でやや多いと予測。
また、田植後の補植用取り置き苗はいもち病の発生源となるので、早めに除去するよう注意している。
【麦】
赤かび病が、北陸、東海の一部でやや多いと予測。赤かび病の防除は、適期を逃さずに行うことが重要であり、▽小麦、六条大麦=開花始めから開花期まで▽二条大麦=穂揃い期の10日後ごろ、に最初の防除を行うよう呼びかけている。
【野菜・花き】
露地栽培では、キャベツのアザミウマ類が南関東でやや多い、タマネギのべと病が中国・北九州で多い、東海・近畿でやや多い。
施設栽培では、キュウリのべと病が九州で多い、ナスのすすかび病、アザミウマ類、コナジラミ類が四国で多い、キクの白さび病が南九州で多い。
【果樹】
カンキツ類のかいよう病が東海で多い。
ナシの黒星病が東海で多い。
◇
発生予報第3号は6月13日に発表する予定。
(関連記事)
・6月から8月まで「農薬危害防止運動」(2013.05.14)
・イチゴのハダニ類、トマトの灰色かび病発生多い(2013.04.19)
・農薬による人的事故・被害 36件で48人(2013.03.28)
重要な記事
最新の記事
-
【トランプの世界戦略と日本の進路】危機に直面し気づく協同組合の価値(2) 国際ジャーナリスト・堤未果氏2025年8月18日
-
【注意報】野菜、花き類にオオタバコガ 多発に注意 千葉県2025年8月18日
-
【注意報】ネギにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 千葉県2025年8月18日
-
【注意報】イネカメムシ 県中部、西部、東部地域で多発 群馬県2025年8月18日
-
【8月牛乳値上げ影響】販売は2週連続前年割れ 200円以下ほぼ消える2025年8月18日
-
米の買取販売 JAの6割が実施 農水省調べ2025年8月18日
-
ななつぼし2万9000円 2025年産道産米の概算金 ホクレンが決定2025年8月18日
-
【今川直人・農協の核心】全中再興(4)2025年8月18日
-
【人事異動】農林水産省(8月18日付)2025年8月18日
-
農水省「環境負荷低減の見える化システム」クボタ「KSAS」と連携2025年8月18日
-
石川佳純が和牛の魅力発信 18日から全国主要駅で動画放映 JA全農2025年8月18日
-
「おかやま和牛肉」一頭買い「和牛焼肉岡山そだち」で焼肉の日フェア開催 JA全農2025年8月18日
-
「2025ヨーロッパスマッシュ」卓球日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2025年8月18日
-
海外バイヤーとの日本産"米"商談会 8月22日まで参加事業者を募集 農協観光2025年8月18日
-
2024年JAバンク山形県表彰で県内第2位を受賞 JA鶴岡2025年8月18日
-
【人事異動】JA三井リース(9月1日付)2025年8月18日
-
中部善意銀行から感謝状 児童養護施設等へ物品の寄贈 JA愛知信連2025年8月18日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」山形県産の採れたて白桃を食べ比べ JAタウン2025年8月18日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」山形県の魅力発信「総称山形牛」堪能 JAタウン2025年8月18日
-
JAタウン「生産者応援キャンペーン」実施中 第3弾は「野菜ボックス」2025年8月18日