ダウ・デュポン対等経営統合計画、米国司法省が承認2017年6月23日
デュポン(本社:米国デラウェア州)とザ・ダウ・ケミカル・カンパニー(本社:米国ミシガン州)は、米国司法省反トラスト局より、対等経営統合計画について承認を取得した。
ダウのアンドリュー・リバリス会長兼CEOは、今回の司法省承認について「象徴的2社を統合した後に、計画している3社の独立企業への分割を進めるに当り、大幅な前進となる。技術革新を基板とした業界をリードする3社は、すべてのステークホルダーに対し、大きな利益を創出する」と述べた。
デュポンのエドワード・ブリーン会長兼CEOは、「この承認により、われわれは競争に有利な経営統合を、戦略理論と価値創出の可能性を保持した上で、進捗させることができる。それぞれの企業が成長を重視する業界リーダーになるとともに、世界の課題を解決するため、高成長が見込まれる市場に向けて独自の製品技術を提供していく」と述べた。
経営統合計画案、および欧州委員会の承認を得るために提案した対応策に関連し、デュポンは作物保護事業の一部を売却する。ダウは、グローバルにおけるエチレンアクリル酸コポリマーおよびアイオノマー事業を売却する。
ダウとデュポンは統合計画により、約30億ドルのコスト相乗効果および10億ドルの成長効果が見込まれるとしている。
(関連記事)
・統合合意取引に関する変更を発表 ダウ・デュポン (17.04.05)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日