6月から農薬危害防止運動 農薬事故防ぎ安全指導の徹底へ2018年5月2日
農林水産省は、厚生労働省、環境省などと共同で、農薬使用に伴う事故や被害を防止するため、農薬の安全かつ適正な使用や保管管理、環境への影響に配慮した農薬の使用などを推進する「農薬危害防止運動」を6月から8月にかけて実施する。
農水省は、農薬取締法や毒物及び劇物取締法などにもとづき農薬の適正な取り扱いを関係者に対して指導している。農薬の使用に伴う人や家畜への危害を防止するためには、農薬を使用する機会が増える6月から8月に指導を強化するのが効果的であり、運動はその一環として実施するもの。実施期間は6月1日から8月31日までの3か月間となる。
運動は、農水省、厚労省、環境省、都道府県、保健所設置市、特別区が実施主体となる。また、農薬の使用現場では関係団体などが一体となって運動を推進する。主な実施事項は次の通り。
(1)啓発ポスターの作成や配布、新聞への記事掲載などを通じた農薬とその取り扱いについての正しい知識の普及啓発
(2)農薬事故防止のための指導
(3)農薬適正使用についての指導
(4)農薬適正販売についての指導
(5)有用生物や水質への影響低減のための関係者との連携
(関連記事)
・宇野 彰一 氏(全国農薬協同組合 理事長)(18.01.02)
・第52回通常総会・安全協第40回全国集会開催 全農薬・安全協(17.11.16)
・「農作物・生産者・環境」の安全守る 農薬危害防止運動(17.05.31)
・「ルーティン守って」農薬安全使用呼びかけ 五郎丸選手でポスター(16.06.06)
・【平成28年農薬危害防止運動始まる】安全防除運動 JAグループの取り組み(1)(16.05.31)
・農薬中毒事故、28件34人 誤飲で死亡は4人(14.12.04)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(149)-改正食料・農業・農村基本法(35)-2025年7月5日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(66)【防除学習帖】第305回2025年7月5日
-
農薬の正しい使い方(39)【今さら聞けない営農情報】第305回2025年7月5日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 石川県2025年7月4日
-
(442)エーカレッジ(作付面積)から見る変化【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月4日
-
【JA人事】JAながさき県央(長崎県)里山耕治組合長を再任(6月27日)2025年7月4日
-
人的資本を人事制度で具体化する 「令和7年度 人事制度改善セミナー」開催 JA全中2025年7月4日
-
「有機薄膜太陽電池」で発電した電力 ブドウの着色に活用 実証実験開始 山梨県2025年7月4日
-
株主優待制度を新設 農業総研2025年7月4日
-
夏の訪れ告げる初競りの早生桃 福島県産「はつひめ」販売 青木フルーツ2025年7月4日
-
ニッテン「スズラン印」ロゴマークをリニューアル 日本甜菜製糖2025年7月4日
-
「国際協同組合年」認知度調査「生協に参加したい」が7割 パルシステム2025年7月4日
-
洋菓子のコロンバン主催「全国いちご選手権」あまりんが4連覇達成2025年7月4日
-
野菜わなげや野菜つり 遊んで学ぶ「おいしいこども縁日」道の駅とよはしで開催2025年7月4日
-
北海道初進出「北海道伊達生産センター」完成 村上農園2025年7月4日
-
震災乗り越え健康な親鶏を飼育 宮城のたまご生産を利用者が監査 パルシステム東京2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「農政技術(森林)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
神奈川県職員採用「獣医師(家畜保健衛生分野)経験者」受験申し込み受付中2025年7月4日
-
信州の味が集結 JA全農長野×ファミマ共同開発商品 長野県知事に紹介2025年7月4日
-
障害者のやりがい・働きがい・生きがい「ガチャタマ」で応援 パルシステム埼玉2025年7月4日