売上高は32.2%増 2023年10月期第2四半期決算短信 クミアイ化学工業2023年6月12日
クミアイ化学工業は、2023年10月期第2四半期の決算短信(2022年11月1日~2023年4月30日)を発表した。
売上高は、化成品事業の販売が減少したが、農薬および農業関連事業の国内外向けの販売が好調に推移。また、原燃料価格の高騰を踏まえて販売価格の改定などにより、954億4500万円、前年同期比232億3400万円(32.2%)の増加となった。営業利益は、126億6600万円、前年同期比47億9200万円(60.8%)の増加となった。
経常利益は、為替差損が計上されたが、持分法による投資利益が増加したことなどにより、135億200万円、前年同期比20億7300万円(18.1%)の増加。親会社株主に帰属する四半期純利益は、102億4600万円、前年同期比22億7700万円(28.6%)の増加となり、海外向け売上高の割合は56.9%となった。
農薬および農業関連事業については、国内向けは、水稲用殺菌剤「ディザルタ剤」を含む箱処理剤、水稲用除草剤「エフィーダ剤」の販売が好調に推移したが、販売先の在庫調整の影響により出荷が減少したことから、前年同期並みとなった。海外向けは、畑作用除草剤「アクシーブ剤」がブラジルで出荷時期の調整により出荷が減少したが、北米を中心にその除草効果の高さと良好な市場環境による需要の増加から出荷が大幅に伸長した。
以上の結果、農薬および農業関連事業の売上高は794億5400万円、前年同期比227億8100万円(40.2%)の増加。営業利益は129億5500万円、前年同期比51億3000万円(65.6%)の増加となった。
化成品事業については、中国、米国の景気減速により半導体の需要が低迷したため、ビスマレイミド類や一部のクロロキシレン系化学品の出荷が減少した。以上の結果、化成品事業の売上高は109億1100万円、前年同期比8億4200万円(7.2%)の減少。営業利益は9600万円、前年同期比3億2300万円(77.0%)の減少となった。
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