売上高は6.5%増 2023年12月期第2四半期決算短信 OATアグリオ2023年8月25日
OATアグリオ株式会社は、2023年12月期の第2四半期決算短信(2023年1月1日~2023年6月30日)を発表した。
売上高は163億6400万円で前年同期比6.5%増となった。営業利益32億5300万円で前年同期比10.0%増、経常利益は33億9900万円で前年同期比9.3%増、親会社株主に帰属する当期純利益は22億7500万円で前年同期比8.2%増となった。
農薬分野については、国内市場において同社の主力製品である殺虫剤「オリオン」や「オンコル」、殺菌剤「ショウチノスケ」が好調を維持した。また、同社が注力しているグリーンプロダクツの殺虫剤「トアロー」や「トモノール」なども堅調に推移した。海外市場においては、殺ダニ剤「ダニサラバ」が前四半期に続いて順調に推移し、グリーンプロダクツの殺ダニ剤「アカリタッチ」も大幅にを伸長した。これらの結果、農薬分野の売上高は76億7800万円で前年同期比2.3%増となった。
肥料・バイオスティミュラント分野については、国内市場において光合成を促進し成長を促すバイオスティミュラント剤「ポテトール」や、スペインの関連会社LIDA Plant Research, S.L.の製品である「リダバイタル」、「アルガミックス」、「フルボディ」などが売上を伸ばした。海外市場においては、「アトニック」が好調を維持し中南米やアジア地域への展開も進んだ。さらに、切り花鮮度保持剤などPost-Harvest製品に強みを持つオランダのBlue Wave Holding B.V.も堅調に売上高を伸ばし、スペインのLIDA Plant Research, S.L.も中南米を中心に好業績を維持した。これらの結果、肥料・バイオスティミュラント分野の売上高は86億8600万円で前年同期比10.4%増となった。
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