日本農薬とNTTデータCCS AI病害虫雑草診断などAPI提供で新サービス開始2024年4月12日
日本農薬とNTTデータCCSは4月11日、営農サービス提供事業者向けにAI病害虫雑草画像診断をはじめとする各種機能をAPIとして提供する新サービス「NacField」の提供を開始した。
「NacField」サービス概要
日本の農業の現場では担い手の減少・高齢化の進行等による労働力不足が課題となるなか、AIやICTなど先端技術を活用して解決する「スマート農業」が効果的な取り組みとして期待されている。日本農薬とNTTデータCCSは、それぞれの知見を活かしたAI画像解析技術により、病害虫雑草診断、生態図鑑、農薬図鑑など、農業従事者の皆様の利便性を向上させるためのソリューションの開発を進めてきた。
新たにリリースした「NacField」は、営農サービス提供事業者向けのAPI提供サービス。営農サービス提供事業者は、同APIを利用することで、煩雑なシステム開発作業をすることなく、自社のサービス上に簡単に機能を追加が可能となる。
まずは、「レイミーのAI病害虫雑草診断」で用いられているAI病害虫雑草診断API・病害虫雑草図鑑API・農薬図鑑APIの3つの機能を提供。今後追加予定のAPIも含め、使いたい機能を自由に選択することができる。
同サービスのAPIは、農業データ連携基盤WAGRIにも搭載予定。また、水稲AI生育診断API・病害虫発生予測APIなどのラインナップを順次拡大するなど、多方面からスマート農業の推進を支援することで、日本の農業する。
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