売上げ6カ月ぶりに前年下回る 外食産業2013年11月27日
(一社)日本フードサービス協会は、協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査平成25年10月度の集計結果をまとめた。
10月は相次ぐ台風の接近や秋雨前線の影響で全国的に降雨量が多く、消費者の来店意欲が減退し、全体の客数は前年同月比96.6%と大きく減少した。一方で客単価は同101.8%と前年を上回ったが、売上げを押し上げるまでにはいたらず、売上高は同98.4%と6カ月ぶりに前年を下回った。
◇
業態別の動向は概略以下の通り。
【ファーストフード】
全体売上げは96.6%と前年を下回った。
洋風は、比較的高価格なフェアメニューなどで客単価は上がったが、天候の影響と店舗数の減少によって、客数が同88.4%と大幅に減少し、売上高も91.8%と前年を大きく下回った。
和風は、客単価が同98.2%と前年を下回ったが、客数(同106%)、店舗数(同101.5%)が前年を上回り、売上げが104.1%と7カ月連続で前年を上回っている。麺類も出店効果で引き続き好調で売上高は同106.1%となった。持ち帰り米飯・回転寿司は店舗数、客数、客単価が減少し、売上高も同98.0%と前年を下回った。
【ファミリーレストラン】
天候の影響はあったが、中華以外の業種が好調を維持し、全体の売上高は同102.2%と6カ月連続して前年を上回っている。
引き続き単価が高めのメニューが好調で、客単価は洋風が同101.6%、和風が同101.1%、焼き肉が同102.4%で、出店効果とあいまって業態全体の売上げを押し上げる要因となっている。
とくに焼き肉は、客数が同106.2%と伸びたこともあり売上げが108.8%と大幅に前年を上回っている。
【パブ・居酒屋】
パブ・ビヤホールは季節キャンペーンなどで客数は増えた(同102.5%)が客単価が低下(97%)、居酒屋は相次ぐ台風の接近で客数が減少(同91.1%)したことが売上げに響き、業態全体の売上高は同92.1%と前年を大幅に下回った。
【ディナーレストラン】
台風の影響で客数が減少したが、客単価が上がり、全体売上高は同100.1%と前年実績をクリアした。
【喫茶】
フェア品の強化や新商品投入で客単価は上がったが、天候の影響で客数が伸びず売上高は同99.7%とわずかに前年におよばなかった。
(関連記事)
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