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2016.04.26 
ファミレス35カ月ぶりに前年下回る 3月度外食市場動向調査一覧へ

 (一社)日本フードサービス協会は、協会会員を対象とした外食産業市場動向調査平成28年3月度の集計結果をまとめた。

 全体の売上げは、ファーストフードが概ね好調に推移したこともあって、4カ月連続で前年を上回る101.8%となった。しかし、これまで堅調に推移してきたファミリーレストラン(ファミレス)が、消費行動の変化からディナ―時間帯を中心に振るわず、35カ月ぶりに前年を下回った。
 業態別の動向は以下の通り。

【ファーストフード】全体の売上げは105.4%と4カ月連続で前年を上回った。「洋風」は、昨年の異物混入問題からの回復に加え、各社のキャンペーンメニューが好調で売上げは110.8%だった。また「和風」も定食メニューが健闘して売上げは102.7%だった。麺類も引き続き好調で売上げは102.8%だった。一方、持ち帰り米飯・回転寿司」は店舗削減(前年比96.9%)から売上げが前年を下回る97.4%となっている。
【ファミレス】消費行動の変化から客数が伸びず(98.3%)、売上げは98.8%と35カ月ぶりに前年を下回った。「洋風」は、ランチメニューは好調だったが、ディナー時間帯が振るわず売上げは97.1%に、「和風」も低温で花見需要のピークが4月にずれた地域もあり売上げは98.9%に、「中華」も店舗削減で売上げ98.5%と振るわなかった。一方、「焼肉」は、学生など若者層向け歓送迎会などが奏功、また春休みのファミリー需要もあり売上げが106.0%と引き続き好調に推移した。
【パブ・居酒屋】「パブ・ビアホール」は、キャンペーンなどの集客努力で売上げは100.6%と前年を上回ったが、「居酒屋」は店舗の削減で91.2%と売上げは昨年を下回っている。
【ディナーレストラン】消費者の節約志向が出始め苦戦しているものの、店舗数の増加と一部高価格ブランドの好調で、売上げは104.5%となっている。
【喫茶】中下旬の低温が客足に影響したが、売上げは100.0%と前年並となった。

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