持続可能な農家の育成に特化「コンパクト農ライフ塾」第5期募集開始2020年11月25日
インターネットをプラットフォームとした次世代型の農学校「TheCAMPus(ザ・キャンパス)」を運営する(株)TheCAMPusBASE(ザ・キャンパス・ベース)が主催する「コンパクト農ライフ塾」は2021年1月9日、新たな講師を迎え、第5期を開講する。
「コンパクト農ライフ塾」は、小さな農家の育成に特化した短期集中で学べるオンライン講座。新規就農をめざす社会人や副業で農業をめざす人、さらなる事業成長をめざす既存農家などに向けて開講する。
"コンパクト農ライフ"とは、「小さい農的暮らし」と「小さい農的商い」を高いレベルに両立させ、省エネルギーでも心豊かな生き方を手に入れる新しい農家スタイル。一般的に「手間の割には儲からない」と言われる農業界でも「格好良くて、楽しそうで、健康的で、儲かっている」農家は存在している。これらの農家に共通するのは、自分ブランドの確立や、自らの哲学を明確に持っていることで、TheCAMPusでは、こうしたプロ農家の考え方やノウハウを伝える。
コンパクト農ライフ塾では、厳選した農業界のプロフェッショナル9人を講師に迎え、小さくて持続可能な農家経営に必要な極意を学べる講座を展開。第5期では、循環する暮らしをテーマにした「持続可能な農ライフ」講座を新設し、日本の環境に合ったパーマカルチャーを自ら実践しているソイルデザイン四井真治氏が登場。また、農家直送で野菜を届けるECサイト「食べチョク」代表の秋元里奈氏による「革命的農流通論」や、全国の農家・漁師から直接食材を買えて、直接話せるオンライン市場「ポケットマルシェ」代表の高橋博之氏による「独自ファンコミュニティ形成」などの講座を行う。
週末だけの完全オンライン開催で、農業界ですでに成功を収めている様々な講師たちの授業を気軽に受けられることから、国内だけでなく海外からの参加者も多い。仲間同士のコミュニケーションを大切にし受講生は20人に限定。卒業生の中には既に農村に移住して新規就農者となり、コンパクト農ライフをスタートした人もおり、卒業生たちが集うコミュニティも活発で、毎週のようにイベントやサロンが行われているという。
<募集要項>
開講日程:2021年1月9日~2月13日の毎週土曜日※第4、第5講座のみ日曜日
講座回数:全10回(1~2講座×6日間)
定員:20人
受講料:一般17万8000円(税別)
申込締切:2021年1月8日18時※定員に達し次第締切
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