高校生は増加傾向 豆乳摂取頻度アンケート実施 日本豆乳協会2021年2月9日
日本豆乳協会は、2019年から若年層における豆乳摂取の実態に関するアンケート調査を実施。第2回となる今回は、家庭内での豆乳購入率が増加していること、生徒の豆乳摂取頻度も増加傾向にあることが分かった。
日本豆乳協会では、2020年9月から12月にかけて、「スポーツ×豆乳応援キャンペーン」に参加した全国31校の生徒、約1万3000人を対象に豆乳の摂取に関するアンケート調査を実施。その結果、青森から沖縄の高校から、約8000件のアンケートサンプルを回収し、高校生や各家庭における豆乳の摂取状況を把握した。
調査の結果、地域差や男女差はなく、全体の約80%が「豆乳の摂取経験」があり、「豆乳をよく飲む」、「豆乳をたまに飲む」という回答が前年比約10%増と増加傾向にあることがわかった。また、豆乳購入世帯の割合も増加しており、43.5%の家庭で「豆乳をいつも購入している」、もしくは「豆乳は家にあることもある」という状況だった。
また、「豆乳を今後も飲んでみたい」という生徒が全体の約65%を占め、昨年と比較し10%上昇。生徒の間で、「豆乳鍋」や「(豆乳の)スイーツやデザート」などから豆乳を摂取していることや、豆乳協会が実施したキャンペーンで「植物性たんぱく質の摂取の重要性」を知り、豆乳の愛飲意向が高まっている傾向が見られた。
豆乳協会は、主に高校生を対象とした食育活動を積極的に展開。豆乳の特長や有効性をまとめた広報誌を発行し、高校生を中心に配布するとともに、高校へ出向いて実施する「豆乳食育移動教室」や「スポーツ×豆乳応援キャンペーン」の活動などを通して、若年層に植物性たんぱく質摂取の重要性や豆乳や大豆食品に関する啓発活動を行っている。
同協会は、アンケート調査の結果から、これまでの活動の成果を実感。国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4リットルに増やし、年間総生産量を50万キロリットルをめざし、様々な啓発・啓蒙活動を展開していく。
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