野菜ジュースで日本初 JA熊本果実連が「ジャパン・フード・セレクション」でグランプリ受賞2022年1月26日
日本フードアナリスト協会が主催する「ジャパン・フード・セレクション」が1月17日に発表され、JA熊本果実連の野菜ジュースが最高位のグランプリを受賞した。同ジャンルのカテゴリーでグランプリ受賞は日本初となる。
ジャパン・フード・セレクションは、消費者が食品・食材などを評価・認証する制度。食の情報についての検定試験に合格したフードアナリスト資格者約2万人が審査に関わり、味だけでなく商品の話題性やネーミング、パッケージのデザイン、扱いやすさなど、100に及ぶ審査項目で賞を決める。2013年10月に初めて開かれ、今回で47回目。
グランプリを受賞したJA熊本果実連の「ジューシー・ぎゅっと日本の野菜」(125ml、160円)は、国産のにんじん、トマト、ほうれん草、ピーマン、あしたば、キャベツ、クレソン、セルリー、ブロッコリー、パセリを使い、砂糖や甘味料、食塩不使用で作ったジュース。衛生面を徹底管理したJA熊本果実連の自社工場で製造されている。「砂糖・甘味料・食塩不使用」「梅果汁の酸味が爽やかで飲みやすい」「野菜すべてが国産で、濃縮した野菜の甘味を感じる」「一日分の野菜(350g)がこれで摂取できる」などの理由で評価された。
グランプリを受賞した「ジューシー ぎゅっと日本の野菜」
ジャパン・フード・セレクション審査委員会は「同商品は国産野菜のみを使い、さらに砂糖・甘味料を使わず野菜の旨みのみでジュース。酸味はレモン果汁などで補っているものが大半だが、この商品は梅果汁で補っている。旨み、酸味、清涼感など野菜ジュースに求められる要素をすべて満たしている」とコメント。また、JA熊本果実連の製品開発担当者は、「一番苦労したのは、どの野菜をどの程度加えたら美味しい野菜ジュースになるか、配合については苦労しトライアンドエラーの連続だった。食のプロの厳正なる審査で野菜ジュースでは業界初の受賞となったことは当会としても大きな喜びと自信につながった」と話している。
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