日本の農産業のグローバル展開へ シリーズBラウンドで総額約11億円を調達 日本農業2022年6月30日
日本の農産物や品種の輸出を通じて「日本の農業で世界を驚かす」ことをミッションとする株式会社日本農業は、アグリビジネス投資育成、オイシックス・ラ・大地、センコーグループホールディングス、ニチリウ永瀬、福岡ソノリク、ラクスルCOO福島広造氏などを引受先とする、第三者割当増資による総額約11億円の資金調達を完了した。
今回調達した資金は、①りんご、キウイ、さつまいも等の国内での大規模輸出産地形成、②輸出用の大規模選果場への設備投資、③東南アジアでの自社ブランドESSENCEのブランディング強化、④品種知財を活用した海外生産の強化の4つの目的で活用。日本政府が掲げる農林水産物・食品の輸出額5兆円達成の牽引役として事業を拡大する。
また、ラクスル取締役COOの福島広造氏が同社のアドバイザーに就任。福島氏のラクスルと印刷業界での産業変革の経験は、農産業に当てはまることも多く、福島氏をアドバイザーとして迎えることで、よりダイナミックに日本の農産業の改革を進める。
日本農業はこれまで、タイなど現地にマーケティング人員を置き、日本産農産物の魅力を効果的に海外一般消費者へ伝えられるよう市場調査、ブランドの推進、コンサインメント契約による棚作り等様々な施策に取り組んでいる。自社ブランド「ESSENCE」を通し、限定的だった日本産りんご市場をタイやインドネシア等の東南アジア諸国を中心に開拓・拡大。特にタイ・ベトナム・インドネシアでは、2016年に日本農業が参入して以降、日本産りんご輸出総額は約2倍に増加した。
日本農業はりんごなど日本産農産物の魅力を海外の消費者に伝え、また、日本の優良な農産物の品種を活用したビジネス機会を模索するため、知財保護策の実施と合わせた海外生産も展開している。
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