北海道標茶高校の生徒が作った「野菜セット」ふるさと納税返礼品で17日まで受付2023年11月13日
全国約250の自治体にふるさと納税事業の支援サービスを提供するレッドホースコーポレーションは、北海道標茶高等学校の生徒が作った野菜セットを標茶町のふるさと納税返礼品として提供をサポート。限定20セットで寄附受付は11月17日まで。
自ら作った野菜を手にする北海道標茶高等学校の生徒
同社は標茶町のふるさと納税業務を2018年度から支援している。今回の返礼品の新規登録にあたり、農業の未来を担う後継者の育成に役に立てればと同町と協力し、全国の契約自治体での経験を元に登録から公開まで全面サポートに取組んだ。
標茶町は、ひがし北海道にある釧路管内のほぼ中央に位置し、広大な土地を活かした酪農が盛んで農業を町の産業の中心としている。釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園、 厚岸霧多布昆布森国定公園など大自然に囲まれた貴重な動植物の生息地となっている。
標茶町にある北海道標茶高等学校は道立(公立)で、町内唯一の高等学校。1946年に北海道庁立標茶農業学校として開校し、後に普通科が追加され、2000年に総合高校となった「農業高校」としての名残を強く持つ。東京ドーム55個分、255ヘクタールの敷地面積は日本の高等学校で最大で、校内にサイロ(農産物や家畜の餌を備蓄する倉庫)や牛舎、鶏舎や豚舎、畑や牧草地などがある。また、小川やミニ湿原もあり、農業後継者の育成と酪農教育の充実を目的として、様々な設備とカリキュラムを充実させている。
自然溢れる広大な敷地面積を活かし、校内では高校生の手で10種類以上の野菜が育てられている。生徒が作る野菜は全道で販売されており美味しく安いと人気。そんな野菜を全国の方にも味わってもらいたいという高校生たちの願いから、今回の返礼品開発プロジェクトが始まった。
今回の返礼品開発プロジェクトでは標茶町と標茶高校(教員と高校生)、同社が3者でタッグを組み、どんなセットにするのか、どのくらいの量が提供できるのか、どんな風に全国に向けてアピールすればいいのかなど検討を重ねた。高校生たちの想いを受けて、同社も「どうすれば、全国の寄附者に標茶高校の野菜を知り、味わっていただくことができるのか」と、全国の契約自治体での事例を元に様々なアドバイス。議論の末、規格を決定し、11月8日から寄附を募っている。

◎返礼品「標茶高等学校の生徒が一生懸命育てた、美味しい野菜セット約7kg」概要
セット内容:たまねぎ約1kg、じゃがいも3種(男爵・メークイン・きたあかり)各2kg
寄附金額:5100円
寄附申込受付期間:11月8日~11月17日
配送期間:11月上旬~下旬まで
限定数量:20セット
事業者名:標茶町(北海道標茶高等学校)
掲載ふるさと納税サイト:(全17サイト) 楽天ふるさと納税、ふるさとチョイス、ふるなび、ANAのふるさと納税、ふるラボ、セゾンのふるさと納税、ふるさと本舗、ふるさとパレット、マイナビふるさと納税、JALふるさと納税、ふるさと納税百選、ふるさとマーケット、JREMALLふるさと納税、au payふるさと納税、ふるさとプレミアム、まいふる、ふるさと納税ニッポン
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