新昭和グループの農業法人アグリード 君津植物工場が「Global G.A.P」取得2024年7月4日
株式会社新昭和のグループ会社で農業法人合同会社アグリード (千葉県君津市)は4月3日、農業における国際認証のGLOBAL G.A.P.(グローバルギャップ)を取得した。
アグリードが取得したGLOBAL G.A.P.の認証
グローバルギャップは、ドイツに本部を置く非営利団体FoodPLUSが運営する、世界中の農・畜・水産物を審査できる食品安全の総合的な適正農業規範(GAP)基準。
ヨーロッパを中心に世界110か国以上で実践される世界基準の農業認証で、農業生産・取り扱いにおける農産物の安全管理手法や労働安全など、持続可能な農業(環境保全型農業)を実践するためのチェック項目が具体的に定められている。取得には、事業運営手法、労働者の保護、環境保全と生物多様性推進、安全、衛生、品質、物流、資源管理など、全190項目をすべて世界基準でクリアすることが条件となる。
アグリード君津植物工場
日本の農業生産法人でGLOBAL G.A.P.を取得しているのは12社程度で千葉県君津市では初めての認証登録となる。
アグリードは、大きく変化する日本の農業において将来を見据えた可能性のひとつとして、農薬を使わない環境で栄養豊富な野菜を安定的に生産する植物工場を実現。「アグリード君津植物工場」は、天候に左右されない環境で、水耕栽培で育てられた安心・清潔な野菜が、安定的に出荷することができる。
同社は7月下旬から、新昭和グループ全従業員を対象に、高品質の工場野菜を提供する定期定額(サブスク)サービスの開始を予定。将来的には、一般の消費者にも広げられるように、サービスの拡充を図る。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日