「八百結びプロジェクト」の農産物 温室効果ガス削減・生物多様性保全で3つ星評価2024年9月2日
土着微生物の活性によって土を発酵させる新しい土づくりを実践する壌結(つちむすび)合同会社、は、農林水産省が推進する環境負荷低減の取組の「見える化」において、ガイドラインに基づき、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の項目で、「八百結び®プロジェクト」の農作物「にんじん」「さつまいも」「米」が、それぞれ3つ星の算定結果を獲得した。
農水省は「みどりの食料システム戦略」に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、食料システム全体での環境負荷低減の取組や国民理解の醸成に向けて、環境負荷低減の取組の「見える化」を推進。
ガイドラインに基づき、「温室効果ガス削減への貢献」や「生物多様性の保全」の取組を分かりやすく等級ラベルで表示することで、生産者の環境負荷低減の努力が消費者に伝わり、農産物を選択できる環境を整えており、今回評価された「八百結び®」の農作物にも今後等級ラベルが表示される。
「八百結び®プロジェクト」は、土壌微生物の活性を通じて地球本来の循環サイクルの実現に取り組んでいる。
土壌微生物は地球のあるべき食物連鎖の循環サイクルの主役。
今回、「八百結び®プロジェクト」で栽培された、にんじん、さつまいも、米は、「温室効果ガス削減への貢献」において3つ星の算定結果を獲得。
同時に、米は、「生物多様性保全への配慮」(現在評価対象作物は、米のみ)において、3つ星評価を獲得した。
「八百結び®プロジェクト」では、地域の畜産農家が排出する糞尿や家庭用生ゴミなど、本来廃棄される有機物を独自のバイオスティミュラントと掛け合わせて付加価値の高い農業用資材(産土・培養水)を生成。
地域土壌の健康力を整える目的で農家へ供給することで、無農薬栽培、減農薬栽培をサポートしている。
また、農水省が発表した「みどりの食料システム戦略(2021年5月)」内で掲げられた「土壌微生物機能の完全解明とフル活用による減農薬・肥料栽培の拡大」「耕畜連携による環境負荷軽減技術の導入」「バイオスティミュラントを活用した革新的作物保護技術の開発」目標への貢献をめざしている。
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