デリカアドバイザー養成研修 71人を修了認定 日本惣菜協会2024年9月18日
(一社)日本惣菜協会は9月15日、「2024年度第1回デリカアドバイザー養成研修」の修了認定者を発表。同10日の修了認定審査会で71人を認定した。これにより、デリカアドバイザー修了認定者は、約354社、3434人となった。
デリカアドバイザー養成研修は、惣菜売場のスタッフが惣菜を調理・販売する際の注意点、原料原産地やアレルゲン、栄養成分など食品表示に関わる法令関係、食品衛生や労働安全等を通信教育で学ぶ研修。小売業からの人材育成に対する要望を受け、2013年11月に始まった。
惣菜・中食産業は、市場規模10兆円を超える大きな産業へと成長し、惣菜は食生活に欠かせないものとなっている。消費者の関心も高まり、売場では美味しさだけでなく、原材料や栄養素についての質問、健康や安全・安心に関わるさまざまな問い合わせがある。
また、2021年6月からは、全ての食品等事業者において「HACCPに沿った衛生管理」が制度化され、惣菜専門店をはじめ、スーパーマーケット・百貨店のバックヤード等で製造される惣菜についても対象となった。惣菜売り場で働く人が基本的知識を習得することで、店舗の信頼につながるとともに、衛生管理と表示制度の一翼を担う重要な役割を果たすことになる。
同研修を採用している企業では、売場のリーダーだけでなく、パートタイマーにも活用され、店舗全体の知識レベル向上に活用されている。合格者からは「知識を身につけることで、自信を持って対応できるようになった」などの声が寄せられている。
次回のデリカアドバイザー養成研修受講の申込みは10月1日から11月末まで受け付ける。
◆デリカアドバイザー取得企業・団体と取得者数(10位まで・2024年9月時点)
▽1位 中部フーズ(311人)
▽2位 関西スーパーマーケット(228人)
▽3位 イズミ(218人)
▽4位 ベルク(163人)
▽5位 まつおか(114人)
▽6位 さとう(113人)
▽6位 ラルズ(113人)
▽8位 ヤマサ醤油(95人)
▽9位 平和堂(86人)
▽10位 フジ(80人)
重要な記事
最新の記事
-
(448)郷愁とノスタルジー【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月15日
-
あらゆる暴力の即時停止を 被爆・戦後80年にメッセージ発表 パルシステム連合会2025年8月15日
-
京都府「第3回京のこだわり畜産物レシピコンテスト」開催2025年8月15日
-
「パンのフェス2025」三井アウトレットパーク木更津で9月に開催2025年8月15日
-
機械審査なし「お米番付12回大会」エントリー開始 八代目儀兵衛2025年8月15日
-
東京23区の住民 過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人 森林総研2025年8月15日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋冬野菜の病害虫防除 異常気象こそ先手対応を2025年8月14日
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
政府の「米増産」方針 立ちはだかる「壁」と拭えぬ不安 産地JAと米農家の声2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日
-
危険な暑さご用心【消費者の目・花ちゃん】2025年8月13日
-
「新潟県産もも」旬の食べ比べ講座 品種ごとの味や食感を学ぶ JA新潟かがやきなど関連団体2025年8月13日
-
親子で地球にやさしいエネルギーを体験「とよたパクパク★ECOフェスタ」開催 生活クラブ愛知2025年8月13日