タイで水田クレジット創出 Zimmermann社とMOU締結 Green Carbon2024年10月11日
Green Carbon(グリーンカーボン)は、タイにおける自然由来のカーボンクレジットプロジェクト開発に向けて、自然由来の脱炭素活動を推進するZimmermann社とMOUを締結した。

Green CarbonとZimmermann社におけるMOU調印式
Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど幅広いプロジェクトを展開。中でも、AWD(間断灌漑)を用いた水田のメタンガス削減プロジェクトをメインに、ベトナム、フィリピン、タイを中心に事業を進めている。
一方、Zimmermann社はタイにおいて自然由来の脱炭素活動を推進。9月末にMOUを締結した、ラジャマンガラ工科大学プラナコン校からの紹介を受け、タイにおける自然由来のカーボンクレジット創出プロジェクトを拡大するため、Zimmermann社とのMOUの締結をすることになった。
MOUに基づき、Green CarbonとZimmermann社は、タイで12月から水田におけるメタンガス削減プロジェクトの開発を開始。今後は植林やマングローブ、バイオ炭などの自然由来のカーボンクレジット創出プロジェクトも拡大する。
Zimmermann社の役割は、プロジェクト実施のための土地を確保し、実測に必要なベースライン把握のための実地調査。また、Green Carbonは、実証地における最適なプロジェクトの設計、カーボンクレジットプロジェクトとして登録、プロジェクトに同意する投資家の獲得を目指す。
水田プロジェクトはタイ西南部のカンペーンペット県で実施。初年度815haから、最大約7000haへの拡大を目指し、年間の削減量は約3000t-CO2e、最大で約2万7000-CO2eに達する見込み。
また、MOUの締結にあたり、タイ農業協同組合省の国土地開発局から協力を得ており、今後もサポートを受けながらプロジェクトを実施する。
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