福岡農業高校と共同開発 太宰府市産「梅」使用「ポテトチップス」限定発売 カルビー2024年12月4日
カルビーは12月9日、福岡県立福岡農業高等学校(福岡県太宰府市)と共同で開発した受験生を応援するポテトチップス「ポテトチップス合格する梅(ばい)うめ韓国のり風味」を発売。中国・四国・九州・沖縄で数量限定で発売する。
商品作りに参加した福岡農業高校食品科学科梅研究班の生徒
福岡農業高校は、2009年から太宰府市内で収穫した梅を使った商品を開発している。同校は、太宰府の梅を使った商品を多数開発する傍ら、カルビーの地域に根差した商品開発の取り組みを知り、2012年12月、カルビー九州支店にコラボレーションを提案。"地元の梅を使用した商品で、受験生を応援したい"という双方の想いが合致し、2013年度から毎年、同校とカルビーとの共同開発で「ポテトチップス合格する梅」シリーズの商品をエリア・数量限定で販売している。また、この共同開発の取り組みは太宰府市の「令和発祥の都太宰府『梅』プロジェクト」の一環で行われている。
コラボ第12弾の「ポテトチップス合格する梅(ばい)韓国のり風味」
コラボレーション第12弾となる「ポテトチップス合格する梅(ばい)うめ韓国のり風味」は、4月以降にカルビー従業員が7回、福岡農業高校を訪れて商品開発に関する授業を実施。生徒はコンセプトやキャッチコピー、パッケージデザインを考え、最終的な味も決めた。今年は梅と組み合わせる味として「昆布」や「ひじき」、「九州しょうゆ」など様々な案の中から梅の香りや酸味との相性が良い味として「韓国のり」を選出。「小腹がすいた勉強の合間に食べて、自分に勝って受験をのり超えられるように」という生徒たちの想いが込められている。
パッケージの表面には、商品開発に携わった同校食品科学科 梅研究班の生徒の写真と、同校のキャラクター「うめりん」をモチーフに生徒たちが考えたオリジナルキャラクターを掲載。また、裏面には梅収穫時の生徒たちの写真を掲載したほか、手書きで応援メッセージが書き込めるメッセージスペースを設けた。さらに太宰府市が元号「令和」の発祥の都であることを説明する文章を掲載している。
重要な記事
最新の記事
-
【JA全農の若い力】家畜衛生研究所(3)病気や環境幅広く クリニック西日本分室 小川哲郎さん2025年9月18日
-
【石破首相退陣に思う】米増産は評価 国のテコ入れで農業守れ 参政党代表 神谷宗幣参議院議員2025年9月18日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】協同組合は生産者と消費者と国民全体を守る~農協人は原点に立ち返って踏ん張ろう2025年9月18日
-
「ひとめぼれ」3万1000円に 全農みやぎが追加払い オファーに応え集荷するため2025年9月18日
-
アケビの皮・間引き野菜・オカヒジキ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第356回2025年9月18日
-
石川佳純の卓球教室「47都道府県サンクスツアー」三重県で開催 JA全農2025年9月18日
-
西郷倉庫で25年産米入庫始まる JA鶴岡2025年9月18日
-
日本初・民間主導の再突入衛星「あおば」打ち上げ事業を支援 JA三井リース2025年9月18日
-
ドトールコーヒー監修アイスバー「ドトール キャラメルカフェラテ」新発売 協同乳業2025年9月18日
-
「らくのうプチマルシェ」28日に新宿で開催 全酪連2025年9月18日
-
埼玉県「スマート農業技術実演・展示会」参加者を募集2025年9月18日
-
「AGRI WEEK in F VILLAGE 2025」に協賛 食と農業を学ぶ秋の祭典 クボタ2025年9月18日
-
農家向け生成AI活用支援サービス「農業AI顧問」提供開始 農情人2025年9月18日
-
段ボール、堆肥、苗で不耕起栽培「ノーディグ菜園」を普及 日本ノーディグ協会2025年9月18日
-
深作農園「日本でいちばん大切にしたい会社」で「審査委員会特別賞」受賞2025年9月18日
-
果実のフードロス削減と農家支援「キリン 氷結mottainai キウイのたまご」セブン‐イレブン限定で新発売2025年9月18日
-
グローバル・インフラ・マネジメントからシリーズB資金調達 AGRIST2025年9月18日
-
利用者が講師に オンラインで「手前みそお披露目会」開催 パルシステム東京2025年9月18日
-
福島県に「コメリハード&グリーン船引店」10月1日に新規開店2025年9月18日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年9月18日