甲府空襲から80年 戦時下の食べ物を体験 パルシステム山梨長野2025年7月31日
生活協同組合パルシステム山梨長野は8月11日、子どもたちと絵本「甲府くうしゅうの話かみず」の朗読を聞くイベントを甲府南公民館(甲府市)で開催。また、80年前の戦時中に食糧難の中、工夫し作られた「すいとん」などを調理して試食する。
絵本の読み聞かせをするのは、山梨むかしがたりの会代表の藤巻愛子さん。絵本は藤巻さんが手がけたもので、80年前の甲府空襲を子どもたちが描いた絵で伝えている。藤巻さんは甲州弁の語り口から、桑の実を意味する「かみず」を採りに行った夜に空襲に巻き込まれた姉弟の物語を伝える。
軍事工場も飛行場もなかった甲府市は、130機以上のB29の爆撃により、市街地の74%が消失し、1127人の命が奪われた。悲惨な空襲の現実を子どもの視点を通した物語から、未来の平和に向け一人ひとりができることを考える。
朗読を聞いた後は、戦時中の食糧難のなか食べられていた「おすいとん」などを子どもたちと調理。当時の食事を味わいながら、「原爆の図」の作者で丸木夫妻が描いた紙芝居「ちっちゃいこえ」を上演し、広島の原爆投下による放射能で蝕まれる生き物たちの細胞の声を伝える。
◎「戦後80年企画子どもたちと考える未来へつなげる平和」開催概要
日時:8月11日
<第1部>10時~11時
甲府くうしゅうの話「かみず」上演
<第2部>11時15分~13時
戦時中の食べ物体験調理体験と交流、紙芝居「ちっちゃいこえ」上演
会場:甲府南公民館(山梨県甲府市下今井町15)
定員:第1部=50人(応募多数の場合は抽選)第2部=15組30人
参加費:第1部=無料、第2部=大人100円(大学生以下無料)
申し込み締切:8月3日
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