日本生協連とコープデリ連合会「MSCジャパン・アワード2025」コミュニケーション部門を受賞2025年8月26日
日本生活協同組合連合会と、コープデリ生活協同組合連合会は、MSCジャパンが主催する「MSCジャパン・アワード 2025」において、MSCラベル付き水産物を消費者に広める取り組みに関する「コミュニケーション部門」を受賞。8月21日に、東京ビッグサイトで開かれた「MSCジャパン・アワード 2025」授賞式に登壇し、プレゼンテーションを行った。
「MSCジャパン・アワード 2025」授賞式で。左から、MSCジャパン プログラム・ディレクターの石井幸造氏、日本生協連サステナビリティ戦略室スタッフの松本哲氏、コープデリ連合会宅配誌面・EC編集部部長の家近路子氏、MSCアジア太平洋地域ディレクターのパトリック・カレオ氏
「MSCジャパン・アワード」は、MSCジャパンが2024年から始めた、MSC「海のエコラベル」付き水産物を国内に広めることに貢献した事業者を称えるための賞。2024年に続き消費者向けMSCラベル付き製品の販売重量の実績に基づいて決定する「小売部門」、「メーカー部門」、「フードサービス部門」の3つのカテゴリーに加え、「コミュニケーション部門」および「特別賞」が新たに開設され、5部門で表彰された。
日本生協連とコープデリ連合会はコミュニケーション部門で受賞。2007年のMSC「海のエコラベル」付き製品の取り扱い開始以来、日本生協連はMSCラベル付きコープ商品の取り扱いを増やし、会員生協と連携して消費者とのコミュニケーションを積極的に推進している。また、コープデリ連合会は、約180万人の組合員向けに毎週発行する宅配向けカタログ、特に2017年より発行を開始した「Vie Nature」を通じて、MSCラベル付き製品に関して消費者へ積極的に情報発信。こうした取り組みを通じて、MSC「海のエコラベル」の認知向上に貢献したことが評価された。
日本生協連は水産エコラベル付きコープ商品の開発を進めており、3月時点で70品がMSC「海のエコラベル」を付けている。2021年5月に策定した「コープ商品の2030年目標」は、2030年までに"水産物を主原料とする商品"(水産部門以外も含む)において、MSC「海のエコラベル」など他の認証を含む水産エコラベル付き商品の供給高構成比を50%以上という目標を掲げており、2024年度には17.0%に到達した。
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