【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 京都府2024年7月25日
京都府病害虫防除所は、水稲に斑点米カメムシ類が府内全域で多発のおそれがあるとして、7月24日に令和6年度病害虫発生予察注意報第2号を発表した。

京都府病害虫防除所によると、7月中旬に行った水田内のすくい取り調査の結果、府内全域の確認ほ場率は23.3%で平年比やや多く、平均虫数は1.5 頭で平年比多い。主要な発生種は、アカヒゲホソミドリカスミカメ(写真1)、アカスジカスミカメ(写真2)、ホソハリカメムシ(写真3)、クモヘリカメムシ(写真5)およびイネカメムシ(写真7)だった。
7月中旬に行った畦畔のすくい取り調査の結果、山城では平年並、南丹では平年比やや少なかったが、中丹および丹後では平年比多い発生。主要な発生種は、アカヒゲホソミドリカスミカメ(写真1)、アカスジカスミカメ(写真2)、ホソハリカメムシ(写真3)、トゲシラホシカメムシ(写真4)、クモヘリカメ
ムシ(写真5)だった。
イネカメムシの予察灯(60W)への誘殺数は、京田辺市および京丹後市で平年比多く、亀岡市で平年比やや多い。これまでに山城地域と丹波地域の一部でミナミアオカメムシ(写真6)の発生を確認している。ミナミアオカメムシの予察灯(60W)への誘殺数は、京田辺市で平年比多く、亀岡市で平年比やや多く、京丹後市では誘殺を認めていない。予察灯(BL)への誘殺数は、京田辺市で平年比やや多く、亀岡市で平年比多く、京丹後市で誘殺を認めていない。
向こう1か月の気温は平年比高いと予想されている。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
(1)耕種的防除
斑点米カメムシ類はイネ科雑草の種子を餌にする。水田周辺のカメムシ類の生息密度を下げるためには、畦畔の草刈りを行うことが有効。草刈りは、イネが出穂する2~3週間前と出穂直前の2回行うと効果的。作業の都合上、1回で済ませる場合は、必ず出穂の10日前までに草刈り等を済ませる。
出穂期に近づきすぎてから行うと、カメムシ類を水田に追い込み、かえって逆効果となる。水田内のイネ科雑草は、カメムシ類の水田への侵入を助長するため出穂前に除草する。
(2)農薬による防除
カメムシ類の密度が高い水田では、薬剤による防除を穂揃期と傾穂期の2回行うことが望ましい。近年、イネカメムシの発生量が増加。他の斑点米カメムシ類と異なり、出穂期に水稲の籾の基部を吸汁して不稔籾を生じさせ、穂が充実せず直立する。そのため、イネカメムシが多発している場合は、穂揃期以降ではなく出穂期から防除することが重要。また、穂揃期以降に加害されると籾の基部が変色した斑点米を生じ、等級格下げの原因となる。
農薬の散布にあたっては散布適期を確認し、周辺作物に飛散しないよう十分注意する。
農薬の選択にあたっては、使用基準を遵守して適正に使用する。なお、最新の農薬情報は農林水産省ホームページの「農薬コーナー」の「農薬登録情
報提供システム」を参照。
重要な記事
最新の記事
-
国産大豆の物流に新スキーム 産地支え流通円滑化へ、全農と相模屋が連携2026年2月18日 -
最優秀賞にJAわかやま ありだ地域本部の伊藤大貴さん 第10回JA営農指導実践全国大会2026年2月18日 -
プルデンシャルは他山の石【小松泰信・地方の眼力】2026年2月18日 -
広島和牛「元就」など最大36%OFF「ぶったまげお肉市」開催中 JAタウン2026年2月18日 -
A5ランク「横濱ビーフ」極上すきしゃぶセットが登場 JAタウン2026年2月18日 -
三ヶ日青島みかん、いちごなど「しずおか『手しお屋』」で20%OFF JAタウン2026年2月18日 -
【人事異動】雪印メグミルク(3月1日付)2026年2月18日 -
【役員人事】共栄火災海上(3月31日付)2026年2月18日 -
【人事異動】ヤマタネ(4月1日付)2026年2月18日 -
【役員人事】ヤマタネ(4月1日付)2026年2月18日 -
長期貯蔵が可能 ポテトチップ用バレイショ新品種「しんせい」開発 農研機構2026年2月18日 -
【人事異動】共栄火災海上(3月31日付)2026年2月18日 -
長野県「佐久広域連合」と連携協力・協働に関する協定締結 おてつたび2026年2月18日 -
千葉県館山市の教室で茨城県のキュウリを収穫 次世代型食農教育を実施 AGRIST2026年2月18日 -
ビーフン・フォー輸入量 2年連続で過去最高の輸入量に ケンミン食品2026年2月18日 -
農業機械の稲シブ・飼料・油汚れを効率除去「シブクリアエース」新発売 日本メカケミカル2026年2月18日 -
地域支援型農業と農福連携「みんなでつなぐ食と農のみらい」開催 千葉県四街道市2026年2月18日 -
脱炭素農業と「広野産米」ブランド化へ 福島県広野町と包括連携協定 フェイガー2026年2月18日 -
諏訪市で利用者のグループ活動報告会 アフタヌーンティーで交流 パルシステム山梨 長野2026年2月18日 -
国の食堂調達 GAP認証農産物が優先対象に グリーン購入法に明記 日本GAP協会2026年2月18日




































