包装資材・コストを大幅削減 レンゴー2013年10月9日
画期的な自動包装システム
レンゴーはこれまでにない画期的な包装システム「ジェミニ・パッケージシステム」を開発した。
このシステムは、商品の寸法計測からパッケージまで、包装機械が自動ですべて行うというもの。ダンボールシートとフィルムの2種類の資材だけで、どのような商品でも最適の大きさにパッケージングできる。
通常、大型の物流倉庫などでは、定まった商品の規格があり、その大きさに従って数種類の梱包資材を使い分けなければならない。一方、さまざまな大きさの商品を包装する場合は、ラインに乗せられないため、一つひとつ手作業で、また、緩衝材などを詰める必要があった。
このシステムは、こうした資材や人員を大幅に削減することができるもので、パッケージングの効率化、低コスト化を実現する。
そのほか、ケースに余分な空間がなくなるため輸送効率が上がる、開封しやすいケースなので返品にも対応できる、といった特長もある。
包装機械を含むシステムの標準的な価格は6000万円。販売先の主なターゲットは「異なる大きさ、形の商品を大量に梱包する通販分野」(レンゴー広報部)だ。
しかし、一方で「これまで規格に合った商品づくりをしてきた業者でも、このシステムを導入すれば商品づくりの幅が広がる」として、物流のさまざまな分野で活躍できると期待している。
システムについての問い合わせは、レンゴー営業推進部営業推進第三課(TEL:03-6716-8725)まで。
(関連記事)
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