JA勝英の黒大豆枝豆選別出荷設備が竣工 サタケ2016年3月3日
 岡山県のJA勝英(内藤敏男組合長)の黒大豆枝豆選別出荷設備が1月29日竣工した。
 この施設には、サタケ(本社:東広島市、佐竹利子代表)として初となる枝豆の自動選別ラインと計量・包装までのオールインワンのシステムが導入された。地域の特産品である「作州黒枝豆」の出荷増が期待されている。
 JA勝英管内は、早くからこの地の気候に適した黒大豆の生産が盛んで、平成19年からは「作州黒枝豆」として、首都圏や京阪神の市場に枝豆の出荷を始めた。
 黒大豆ならではのコクと香り、粒の大きさが好評で出荷量も順調に増え、平成23年のピーク時には、年間出荷量を80tまで伸ばした。
 しかし生産者の高齢化や選別・包装作業の負担増などが影響し、近年は徐々に出荷量が減少していた。そこで枝豆の選別・包装作業を自動化することで生産者の負担を軽減し、作付面積の拡大に取り組めば出荷量も増えると想定し、同施設の導入を決めたものだ。
 枝豆の選別ラインにはサタケのベルト式光選別機BELTUZA(ベルトゥーザ)が搭載されており、原料の粗選別を行う。形状選別によって「一粒だけ」や「ちぎれた」原料を選別し、色彩選別によって「黒点」や「変色粒」の選別を同時に処理することで、高精度な選別を可能にした。
 これにより、農家1戸あたり約100時間程度かかっていた手選別などの作業時間が、削減される見込みだ。
 作州黒枝豆は10月初旬から収穫・出荷が始まり、下旬にはほぼ全ての出荷が完了する。同施設はこの時期に約20日間の稼動を想定し、当面の目標は年間出荷量60t、将来的には作付面積を増やして年間出荷量100tを目指している。
 この件に関する問い合わせは、サタケ広報室TEL:082-420-8501まで。
(写真)枝豆選別用に搭載された光選別機BELTUZA
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