池に浮かぶ花じゅうたん サンパチェンスで水質浄化 みのる産業2016年7月22日
農機メーカーの、みのる産業(株)(本社:岡山県赤磐市、生本純一社長)は、環境浄化植物「サンパチェンス」を活用した新製品として、景観・水質浄化用「花いかだ(特許申請中)」の販売を来春より開始する。
水質浄化作用がある「サンパチェンス」は、(株)サカタのタネが夏の日差しに負けない花として2006年に開発・販売したもの。初夏から晩秋まで長期間にわたり色鮮やかな美しい花を咲かせることで、高い人気がある。
みのる産業では、この「サンパチェンス」を使用した「花いかだ」をゴルフ場の池などに浮かべ、景観に新たな彩りを添えようというもの。
「花いかだ」は重さ5キロの栽培樹脂容器(幅:1002ミリ、奥行き:842ミリ、高さ:175ミリ)に「サンパチェンス」の苗2株を2個の籠トレーにそれぞれ入れて水面に設置するという、いかだ仕様の水辺栽培製品だ。
来春より全国のゴルフ場をはじめ、公園や造園業界などを対象に卸販売を展開していく。
みのる産業では、同製品の発売に先駆け、同社グループの後楽ゴルフ倶楽部(18ホール)の5つの池に合計1300基、5200株の見頃を迎えた「サンパチェンス」の「花いかだ」を、11月頃まで設営展示する。
実際の景観を見てもらうことで、同社は「花いかだ」の周知を図るとともに、環境保全に向けた取り組みを進めていく考えだ。
「花いかだ」は、単体容器の複数連結により、総面積を自由に変える事ができ、ダイヤや花形など多様な形状企画設営が可能なため、コミュニケーションツールの用途も合わせて期待できる。
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