サタケが農業食料工学会・森技術賞を受賞2018年9月19日
(株)サタケの技術本部・副本部長である水野英則氏が9月10日、愛媛大学で開催された農業環境工学関連学会2018年合同大会で、「機能性と美味しさを両立させる γ(ガンマ)ーアミノ酪酸(GABA)生成技術」の研究業績 に対し「農業食料工学会・森技術賞」を受賞した。
(株)サタケは、米が本来持つ機能性成分GABAに注目し、容易に摂取できるようにするためGABA生成装置や生成機能を備えた家庭用精米機の開発に取り組んできた。これらの業績により、生活習慣病の罹病者や潜在予備患者の健康管理に寄与し、さらには国民医療費の軽減や、米消費拡大による稲作の再構築、水田の多面的機能の維持にも貢献し得る点が評価された。
(写真)農業食料工学会の近藤直会長(左)と受賞した水野英則氏
農業食料工学会は毎年、各種表彰を行っており、森技術賞は▽農業機械の開発研究▽農業機械の試験・測定法または試験装置の創出▽農業機械の利用に関する技術体系の確立▽農業施設、食料・生物資源の工学的処理技術等の開発研究▽農業施設、食料・生物資源の工学的処理技術等の試験・測定法または試験装置の創出▽農業施設、食料・生物資源の工学的処理技術等の利用に関する技術体系の確立といった農業食料工学に関する技術の進歩に貢献した具体的成果に対し授与している。
(写真)森技術賞の盾
(関連記事)
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