AI×野菜収穫ロボット運用開始 AGRIST2020年2月3日
AIを活用した農産物の自動収穫ロボットを開発したAGRIST(アグリスト)(宮崎県児湯郡)は、農家と共同で開発した新発想の収穫ロボットのビニールハウスでの運用を1月から開始した。
農家の声から生まれた吊り下げ式のピーマン収穫ロボット
従来の地面を自走する収穫ロボットの課題について農家と意見交換などしたところ、ほ場が平らでないとロボットが転倒したり、機械や装置が邪魔になり移動ができないなどの課題があった。こうした農家の声から生まれたのが今までにない「吊り下げ式ロボット」だ。
スマート農業の実践と収益拡大をめざし、地元の若手農家と行っている月1回の勉強会「儲かる農業研究会」の会員で、JA児湯の理事を務めるピーマン農家・福山望氏とピーマンの自動収穫ロボットの共同開発を行い、1月から福山氏の農場でロボットの運用を開始した。
同社は、1月に「ハウスなどで使用し、野菜等を自動で収穫できる吊り下げ式のロボット」としてPCT国際特許出願を行い、今年春から生産販売を開始する。
また、AIを活用した農作物の自動収穫ロボットを農家にレンタルで提供することで、1反あたりの収穫量を20%以上改善し、パート人件費の50%削減をめざす。
(関連記事)
・病虫害診断の判断の根拠がわかるAI 農研機構が開発(20.01.29)
・「いろは」レタス生育診断サービス開始 スカイマティクス(20.01.20)
・Z-GIS(全農営農管理システム)導入へ今がチャンス 新規申し込み者は4か月利用料が無料 キャンペーン!(20.01.17)
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲にイネカメムシ 県南部で多発のおそれ 栃木県2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【公明党】米政策が農政の柱 谷合正明参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【日本維新の会】農業者への直接支払い実現を 池畑浩太朗衆議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【国民民主党】食料安全保障基礎支払いの創設めざす 舟山康江参議院議員2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【社民党】ミサイルよりコメを! 福島みずほ党首(参議院議員)2025年7月9日
-
2025参院選 各党に聞く「米・農政・JA」【参政党】10年以内に自給率を倍増 神谷宗幣代表(参議院議員)2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】地域ブランドつなぐ 営農経済部門・福岡県・にじ農協組合長 右田英訓氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】「不易流行」で農支援 営農経済部門・熊本県・球磨地域農協組合長 福田勝徳氏2025年7月9日
-
【第46回農協人文化賞】人とのつながり糧に 営農経済部門・長野県・グリーン長野農協元組合長 竹内守雄氏2025年7月9日
-
「不幸の書簡」とストックホルム症候群【小松泰信・地方の眼力】2025年7月9日
-
【アンパンマンはなぜ生まれたか】 ノンフィクション作家・梯久美子さん 第46回農協人文化賞特別講演2025年7月9日
-
7月21日、広島でトラクターデモ 令和の百姓一揆 欧米並みの所得補償求め2025年7月9日
-
【人事異動】農水省(7月10日付)2025年7月9日
-
【JA人事】JA上士幌町(北海道)高橋昭博組合長を再任(6月6日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA筑前あさくら(福岡県)熊本廣文組合長を再任(6月26日)2025年7月9日
-
【JA人事】JAグリーン近江(滋賀県)大林茂松組合長を再任(6月21日)2025年7月9日
-
【JA人事】JA新得町(北海道) 組合長に太田眞弘氏を再任2025年7月9日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鳴戸部屋で兵庫の食材使用「ちゃんこ」を堪能 JAタウン2025年7月9日
-
健診施設機能評価認定更新 JA熊本厚生連2025年7月9日
-
JA鹿本のグリーンハウスミカン出荷順調 7月中下旬ピーク、総量130トン見込み2025年7月9日