テラスマイル、マイクロソフトの支援プログラムに採択 スマート農業のサービス拡充2020年5月28日
農業の情報基盤「RightARM」と経営分析サービスを提供するテラスマイル(宮崎県児湯郡新富町)は5月27日、マイクロソフトが提供する「Microsoft for Startups」に採択されたと発表した。
Microsoft for Startupsは、マイクロソフトが提供するスタートアップ支援プログラム。独自の革新的なソリューション技術を持つスタートアップ企業の成長促進を目的とし、すでに140を超える国と地域でプログラムが展開されている。同プログラムに採択されると、テクノロジーのサポートに加え、マイクロソフトのグローバルな営業部門やパートナーと連携し、事業拡大に適した専用のリソースが提供される。
テラスマイルは、同プログラムを通じ、スマート農業の経営評価・データ分析サービスを拡充。現在、全国の約150拠点で行われている農林水産省の「スマート農業実証プロジェクト」では、経営評価・分析において、現場での分かりやすさと法人の事業分析両方のデータ分析のニーズに対応する必要がある。
同社は今後、実証を経たスマート農業の技術が全国に普及展開され、農業情報基盤として多様な分析ニーズに対応するため、Microsoft for Startupsのテクニカルサポートを活用した、Microsoft Azure/PowerBIによるスマート農業の経営評価・データ分析サービスを拡充していく。
テラスマイルが運用する「RightARM」は、農業のデータ活用に特化した情報基盤。農研機構の農業データ連携基盤「WAGRI」とも連携しており、10種類以上のセンサーやシステムに対応したデータコンバータを搭載し、データを一元化が可能。また、経営評価(実績評価)、出荷予測実証、営農支援のアプリケーションを実装することで、データ分析/解析サービスをワンストップで提供することが可能となる。
農業情報基盤「RightARM(ライトアーム)」
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