ビオラ「ピエナ」シリーズに2種の新色追加 サカタのタネ2025年5月1日
サカタのタネは、ビオラ「ピエナ」シリーズに新色「ピエナ ブルー&ホワイト」と「ピエナ レッドピコティー」を追加。6月中旬から種子の販売を順次開始する。
ビオラ「ピエナ」シリーズに新色の「ピエナ ブルー&ホワイト」(左)と「ピエナ レッドピコティー」
株がコンパクトにまとまり、かつ株張りのよいビオラ「ピエナ」シリーズは、2015年に発売し、2025年1月で10周年を迎えた。今回2色が加わり、計20品種となる。
ビオラは育苗期間が夏の高温期に当たるため、従来のビオラ品種は、株が徒長(茎などが長く伸びてしまう)する、花が小さくなりやすいなどの課題があった。これらを克服した「ピエナ」は、高温期の栽培でもコンパクトな草姿や株張り、花上がりのよさに優れている。また、シリーズでの生育のばらつきが少なく、開花のそろいがよいことも特長となる。
「ピエナ ブルー&ホワイト」は、花の上弁が明るい青紫色で下弁が白の花色。透明感のある青紫色のため、花壇などが華やかに明るくなる。一方、「ピエナ レッドピコティー」は、明るい赤色に中心が黄色の花色で、「ピエナ」シリーズでは初の明るい赤系品種。
ビオラの赤系は明るい花色が少なく寒い時期の花壇などの印象が暗く沈んだイメージとなりがち。明るい赤系への需要は高く、「ピエナ」シリーズに同色系を追加したことで、生産者や小売店、消費者に新たな選択肢を提供できる。いずれも「ピエナ」シリーズの品種間で草姿や株張りのそろいがよく、同シリーズでの混色植えもおすすめ。
「ピエナ ブルー&ホワイト」「同 レッドピコティー」の希望小売価格は、プライマックス®種子1袋1000粒、3850円。全国のJA、種苗店を通じて2025年6月中旬より販売。オンラインショップを含む当社通信販売での販売価格は1袋約20粒、275円で5月中旬より受注開始、6月から順次発送予定。価格は税込。
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