サトウキビの収穫量7%増加 25年産2014年7月23日
農林水産省の統計では25年産サトウキビの収穫量は前年産にくらべて7%増えた(6月30日公表)。
収穫面積は2万1900haで前年産にくらべて1100ha(5%)減少した。鹿児島県では栽培面積が前年並みとなったものの、25年産の収穫となる春植え栽培が減少したことや、沖縄県では2年連続の不作で栽培面積が減少したことが要因。
10aあたりの収量は5440kgで前年産にくらべて13%上回った。その結果、収穫量は119万1000tで前年産にくらべて8万3000t(7%)増加した。 ただし、単収は昭和49年以降で5番目に低い水準。夏場の干ばつによる生育抑制、7月および10月の相次ぐ台風被害があったことによる。サトウキビの10aあたりの収量は平成20年は7200kg、21年は6590kgだった。23、24年と2年連続で4000kg台の不作となっていた。
(関連記事)
・6作物8品種を農林認定品種に 農水省(2014.04.04)
・世界に誇る「4年輪作体系」 北海道農業の実力(2014.03.19)
・世界のGM作物栽培面積1億7500万haに(2014.02.20)
・消費量2.2%増 砂糖の需給見通し(2013.12.24)
・サトウキビ交付金単価 100円増の1万6420円(2013.12.12)
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日