花粉症の人対象に「じゃばら」の効用モニター募集2019年2月20日
和歌山県東牟婁郡北山村は、花粉症の人を対象にカンキツ「じゃばら」果皮粉末を摂取し効用を報告してもらうモニターを募集している。
じゃばらとは、村に古くから自生していた自然雑種で、村外不出にされたカンキツ果実。名前は「邪気を払う」ほど酸っぱいことからつけられた。果汁が豊富で種もなく、風味が独特で地元では縁起物としてお正月の料理などに珍重されてきた。
2008年、岐阜大学医学部はじゃばらで花粉症の諸症状(くしゃみ、鼻づまりなど)が改善されたと学会発表した。ほかのカンキツより多く含まれるフラボノイドの一種「ナリルチン」という成分が、花粉症の症状緩和に役立つとして注目されている。
今回募集しているのは、花粉症の症状がある1000人。じゃばら果皮粉末3~4gを1週間ほど摂取し、web上でアンケートに答えられる人が対象。定員を超える応募があった場合、抽選となる。募集期間は2月20日から3月10日まで。専用ページ(【じゃばら3000人モニター】和歌山県北山村がじゃばら花粉症モニター3000名を大募集)から応募する。問い合わせは0120-928-933まで。
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