JAグループが6次化ファンド設立2013年3月26日
JAグループは、6次産業化促進のための取り組みとして、農林水産業協同組合ファンド(農林水産業投資事業有限責任組合)を設立した。4月1日より業務を開始する。
農林水産業協同組合ファンドは、第26回JA大会決議も盛り込まれた「JA・6次化ファンド」を具体化したものだ。
農林中央金庫、JA共済連などが50億円を出資し、政府が設立した(株)農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE-J)からも50億円の支援を受け、総額100億円の、機構のサブファンドとして設立された。
ファンドの運営は農林中央金庫の100%子会社である農林水産業協同投資(株)が担う。
6次産業化事業体の育成を通じて、農林漁業者やJAグループの主導でバリューチェーンを構築し、農林漁業者の所得確保、地域の活性化をめざす。
ファンドの受付は4月1日からスタート。相談・申し込み窓口は、各都道府県中央会に設置される。
JAグループでは、このファンド設立について、「グループの総合力を発揮し、6次産業化の取り組み促進をはじめとした活力ある農業、農村づくりに取り組んでいく」としている。
(関連記事)
・6次化ファンド、出資先を決定 (13.03.26)
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・「JA・6次化ファンド」を25年3月末に立ち上げ JAグループが基本方針決める(2012.12.13)
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