A-FIVE-J、新たな出資先を決定 東北と長野県2013年5月31日
農林漁業者を中心とした6次産業化の実現をめざす取り組みを支援する(株)農林漁業成長産業化支援機構(A-FIVE-J)は5月27日、25年度事業として2つのサブファンドへの支援を決めた。
今回、支援を決めたのは、▽東北アグリ投資事業有限責任組合(仮称)▽82アグリイノベーションファンド投資事業有限責任組合(仮称)の2団体。
東北アグリは、青森銀行、秋田銀行、岩手銀行、山形銀行の4地銀が2億4475万円ずつ、三菱東京UFJ銀行が2000万円、三菱UFJキャピタルが100万円で計10億円、A-FIVE-Jが10億円出資し総額20億円のファンドになる。
82アグリイノベーションファンドは、長野市の八十二銀行と地域金融機関が4億9000万円、八十二キャピタルが1000万円の計5億円、A-FIVE-Jが5億円を出資し総額10億円のファンドとなる。
◇
また、現在、新たな支援先候補となっているサブファンドに対するパブリックコメントを募集している。
サブファンド名は(仮称)十八6次産業化支援投資事業有限責任組合で、福岡県の(株)ドーガン・インベストメンツと、長崎県の(株)十八銀行が、長崎県の地域活性化をめざして設立する「元気な長崎」応援ファンド投資事業有限責任組合などが計5億100万円、A-FIVE-Jが5億100万円で、総額10億200万円のファンドとなる予定。
パブリックコメントは、Eメール、郵便(〒100-0004東京都千代田区大手町1-5-1大手町ファーストスクエアウエスト20階)、FAX(03-5220-5778)のいずれかで、6月5日17時まで受け付けている。
(関連記事)
・6次産業化ファンド 25年度の募集を開始(2013.04.10)
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・農林漁業成長産業化支援機構が発足(2013.02.01)
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